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松前公高の「たった三言」その4 不況特集

こんにちわ。松前公高です。「お盆の帰省にノートパソコンを持って帰るか?」は、インターネットをやる様になってからの最大の悩みです。おそらく会社などもお盆なのだから、メールも普段ほどは入らないだろうという考えと、一週間近くもメールをチェックしないと一体どうなってしまうだろう、という考えを天秤にかけ、結局は「ノート」と言いながらまだ持ち歩くには非常に重いわが家のノートパソコンを持ち運ぶ気にはなれず、「お盆で帰省しておりました。遅くなってすみません」という書き出しの返信を出す作業を、お盆あけに数時間する事にしました。実際、お盆中は休みの会社も多く、仕事に関するメールは普段より少ないですから、これでよかったかもしれません。しかし、VAIOをはじめとする最近のノートパソコンを見ると、ちょっと気持ちがゆらいできます。これならホントに持ち運びできそうだな。という事で、今回はノートパソコン特集〜〜といきたい所ですが、詳しい方がたくさんおられるのに僕がやったって仕方ない。う〜ん。何か最近かわった事、事件などはないかな?

ここ最近のニュースといえば「不況」「失業」「円安」だ。

う〜〜ん。機材特集で「不況」がテーマとなると、「安いもの」という事かな?。

何でもソフトウェアで出来る様になっていく時代だけど、「安い」感の強いものって、やっぱり「物体」として存在するハードウェアですよね。しかも、そういう場合は大きい方が「得した」気分になる。

という訳で、今回は「これは安い」と僕が最近感じた機材についての三言です。買い値で1万円を切る様なものは別 の機会に「ゲキ安」特集も考えたいので、とりあえず今回は買い値2〜3万円台という所でいってみましょう。安くても決して損はさせません。

◆DR-202 / BOSS 定価41800円
充実したプリセットパターンも使用出来て、様々な音作りも可能で、ベースパートもあり、最近の流行を意識したドラムサウンドが大量 に用意されたリズムマシン。

MC303などのシリーズと似ているし、実際に機能として重複しているので、そういったユーザーにはあまり必要がないかもしれないので、むしろDTM派が、ドラムだけしっかりと作りたいという場合に便利だと思う。サンプリングCDを3枚買うぐらいの値段で買えてしまうのだから、こっちの方がバリエーションが自由に変えられる分、絶対に得だ。

◆DPS-V55 / SONY 定価50000円
4IN/4OUTのマルチエフェクターが2Uにつまって定価50000円というソニーのDPSシリーズのニューフェース。ステレオフェクト2系統として考えるのが通 常ですが、4つのモノエフェクトや1つの4チャンネルエフェクトにも設定可能。値段と音質のコストパフォーマンスは驚くほど素晴らしいけど、やはり安いのでデジタル入出力がないのが残念。

SU-10 / YAMAHA 
(単体では販売していません。)
BOSSのSP-202も紹介したい所ですが、DR-202を書いたので、サンプラーに関してはこっちにしました。あまりに安くて僕も「衝動買い」してしまいましたが、ライブで電池、ワイヤレスで動かしてアクションしたり(まさにクラフトワークの電卓のマネですな!)と大活躍してくれました。操作性、エディットの点ではSP-202に軍配が上がりますが、片手で持って、片手で操作という事が出来るという点では抜群のコンパクトさ。

◆TUBE MP / ART 定価24800円
DTM派には馴染みの薄いものですが、だからこそ是非皆さんに紹介して、使ってみてほしいと思っているのが、コンデンサーマイクとマイクプリアンプです。簡単に言うとコンデンサーマイクは普通 のマイクより高域がしっかり出てよい音ですが、電源が必要で、その電源と真空管のマイクプリアンプの役割をするのがこれ。マイクプリアンプは値段も質もピンきりですが、こいつは安いのに結構しっかりしてますので、おすすめ。

NT1 / RODE (正確な定価わからず。ゴメンなさい)
となるとコンデンサーマイクも紹介しとかなくちゃという事で、ハードディスクレコーディングが出来る時代になったら、DTM音源の次は是非「パソコンレコーディング」やっちゃいましょう。カラオケマイクやら、安くてダメなマイクと、本格的なコンデンサーマイクの音の違いはとても文章では説明出来ませんが、まあ10万円ぐらい出す価値はあると思います。それがこの値段で、クオリティも数十万のと大差ないのですから、超お得です。


プロフィール

松前公高(まつまえきみたか)

87年エキスポでデビュー。その後、S.S.T.バンドをへて多くのゲームミュージックを制作。
テクノ系アーティストとしてソロアルバムもトランソニック、ソニーなどから発売。
また、キーボードマガジン、サウンドアンドレコーディングマガジンではアナログシンセに関する連載や辛口のレビューで有名。
昨年はソフトバンクより DTMを哲学する!「デジタルミュージックブック」を出版。

 

リアルオーディオ、DTMのFAQ、日記、旅行記と支離滅裂に満載
「松前公高ホームページ」http://www.pluto.dti.ne.jp/~matsumae/
全然DTMと関係ない?ウェブ版PC Musicとも言えるM-Zineで連載中
「松前公高のオヤジのグチ」http://www.zdnet.co.jp/music/