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コーナー

第21回 スリーコード

スリー・コードとは、童謡などでよく用いられる3種類のコードです。

一般には、第16回のトニック・コード、第20回のドミナント・コードとサブドミナント・コードの3つで、これらは調性を性格づけるのに欠かせない重要な和音(主要和音)です。

    
(クリックすると聴けます。
シーケンスソフトで転調させてみてください。)

横浜銀蝿の曲は、スリー・コードだけでコード進行できるものが多いとか…。


第22回 レガート、スタッカート

レガートとは、音と音のつながりをなめらかに演奏する事で、楽器によって奏法が違います。例えば、フルートなどの管楽器は次の音を鳴らす直前まで前の音をのばすようにします。ピアノでは、前の音(鍵盤)を押さえた指が、鍵盤から離れるか離れないかぐらいの時に次の音を押さえます。バイオリンなどの弦楽器では、一弓で演奏します。楽譜ではスラーを使って表すほか、legatoと記譜してあることもあります。パソコンで入力するときも、上記のような特徴をふまえて入力すると、その楽器らしさがでます。

反対にスタッカートは音を短く切って演奏する事で、これも楽器によって奏法が微妙に違います。スタッカートには基本的に以下の種類があります。

○スタッカートは本来の長さの約1/2
○メゾ・スタッカートは約3/4
○スタッカーティシモは約1/4の長さで演奏する

…らしいです。ほんとに奏者がそう考えているかは疑問。
ただ、この3種類のスタッカートをちゃんと書き分けてあるバンドスコアは少ないように思います。
というわけで、バラードではスタッカートで書いてあってもメゾ・スタッカートぎみに、アップテンポではスタッカーティシモぎみにしてみるのもテクニックの一つでしょう…。


第23回 調号・臨時記号

調号とは、調や音階にいくつがつくかを示しているもので、調記号とも呼ばれます。

書き方は、音部記号の右にを書きます。そのとき「1個目のは5線の一番上の線(第5線)のところ(ファの♯)につける、2個目は…」と、順番が決まっています。

上図のように、1つがついていれば、オクターブを問わず、ファの音にはシャープをつけなければいけません。

これに対して、臨時記号は、曲の途中の特定の音の高さを半音だけ上・下させるものです。
臨時記号は同一小節内でのみ有効で、その音のオクターブ上・下の音には効力がありません。

上図の調号の曲の場合、ファの音を演奏させようと思ったら、下図のように臨時記号のナチュラルをつけます(下図)


第24回 調性・転調

曲、又はフレーズが、ある1つの長・短音階を用いてまとまりを作っていることを調性といいます。
20世紀では、ドビュッシー
(こんなページがあった)などが調性音楽に対し、無調性音楽というものを創りだしたため、調性が「ある」「ない」が区別づけられるようになりました。

転調は、曲の途中で調が変わることです。
転調には、以下のようなものがあります。

一時転調…一時的に変わるが、すぐにもとの調に戻る
本格転調
(1)転調したい調のドミナントを入れた後、転調
      
(2)ドミナント→トニックと進むところを転調させる
      
(3)元の調、転調先のどちらにも使えるコードを入れる
      
(4)突然転調する

最近流行の曲では、(4)の手段をとるものが多いように思います。
この方法だと、同じメロディを転調させるだけで、そこがサビ
(曲の盛り上がり)のように聞こえる効果が得られます。


第25回 オルゴールの音色でクリスマス曲!

クリスマスが近いということで(1998年12月18日現在)、クリスマスっぽい雰囲気を醸し出す、
Music Box(GMで音色番号11番)という音色を使って、曲をオルゴールのようにしてみましょう。
オルゴールの音色はパートが少なくてもそれなりに聞こえるので
今回は簡単に
メロディ+伴奏の形にします。
3つの作業で完成します。

(1)まず、メロディを入力します。
(2)伴奏はコードを
アルペジオにして入力していきます。
(3)…あれ?(3)は…

以上。とりあえず作ったのがこれです。

メロディを和音にしたり(ハモる)コードを変えたりするともっと効果的です。
こんな感じでしょうか…
みなさんもやってみましょう。


第26回 ため

クラシックで「ため」もしくは「ためる」という言葉は、フレーズの最後や曲調が変わる手前などで、音符や休符をすこし長めに演奏する時に使われます。

トイレの怪談話に「私が欲しいのはその紙ではない。
・・・・・・
おまえの髪だぁー!」っていうのがあったと思うんですが、この手の怪談話は、↑この「・・・・・・」の間のとりかたが良いか悪いかで怖さが違ってきますよね。(変な例ですが…)

楽譜ではこの「……」をフェルマータ「」で表すことがあります。がついている音符や休符は、一定時間その音を延ばします。その際、延ばす時間ですが、の場合、初心者の方はもとの音符や休符の長さのだいたい2倍ぐらい、と思って下さい。

一般的にDTMでは、フレーズの最後や曲の感じが変わるところの「ため」は、テンポを変化させて表現します。

この他、1つの楽器または複数パートのリズムをジャストの位置より少しずらすことによって生じる「重さ」のことを「ため」ということがあります。その場合は、特定の音符(ノート)を後ろに移動させる手段が用いられます。