第55回 2004年1月28日号
  国家リズム師

諸君、幼いこどもが、鈴のついたおもちゃを、チャッ、チャッ、と鳴らす有様は、 かわいいよね。しかし!彼らは、それでもリズムを刻んでいるのだ!鍛え極めれ ば、原子時計の正確さに匹敵するリズムを取れるかもしれぬ!すごいね!

 
◆男爵、リズムが上手に取れません。将来は、リズム師の資格を取ろうとしてい るのに。このままですと、まずいのです。(豪 ケイト)
 

■ふむう、我がディプス公国伝統の資格、「国家リズム師」だね?習得すると、 確か、その旨と、「よくできました」「シリアルナンバー」の三点を真っ赤な焼 きゴデで背中に刻印されるんだよね。大やけどをする上に、一生それは消えるこ とはなく、ひたすら、リズムを刻むという生活が待っているという・・・それで もいいのかい?「刻」を忘れることも人生において、たまには必要だと思うんだ!

 
◆そもそもリズム師とはなんでございましょう?資料請求したところ、新聞折り 込みのダイエット食品のチラシとよく似た雰囲気で、あやしさ満々でした。 (ウィスコン州 ウイラード)
 

■この国では、拍子記号も「4.0分の3.0拍子」と、整数ではなく、実数表記が一 般的なのです。ですので、「√2分の√3拍子」等、無理数バージョンも、当然あ りますぞ!ましてや、2πr分の1拍子(rは半径)など、マニアックかつ複雑極ま りない拍子で作り上げられた楽曲を指揮する上で、国家リズム師の資格が必要。 この資格を身につけた者は、あまりの偉大さに、体がひとまわり大きく見えると いわれております。わたしも資格を習得するか、思案中なのです。背丈が伸びる ことですし・・・

 

●お父様、お手紙が・・・「男爵様、先ほどアフリカの奥地で、分母が負の値を 取る拍子の楽曲を操る部族が残したと思われる楽譜の壁画が発見されました。 現地の遺跡調査へは、プラズマTV搭載のファーストクラスの空の旅の予定です。 <中略>国家リズム師の資格が必要です」だって!

 

■なんと、プラズマTV?資格が必要?焼きゴテは熱そうだし ・・・うーん、うーん!

 
〜次回もおたのしみにね♪〜
 
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