第41回 2003年10月1日号
  男爵の位

諸君、キミたちは、わたしのことを、男爵、男爵、って呼ぶけど、この国も資本 主義がはびこって数百年。貴族風な男爵という位も、趣のある呼び名にすぎない のかもしれないのだ!べつに国から「男爵手当て」なんてもの、もらっていない ぞ!でも、「せっかく男爵になったのだから」と、国から近所を担当エリアに割 り当てられ、「住民苦情管理課音楽部」という部署を押しつけられているんだ。 役所の出張窓口みたいだね。そして今日も、悩み多き相談者がラブリー邸の門を たたく・・・ふう。

 
◆男爵、うちの娘が、リコーダーを一日中、吹き続けて困っております。最近は 食事中にも、寝ている間も、器用に音を出しております。ですので、指先が動か なくなるという、男爵からいただいた、しびれ薬を毎日与えておりますが、最近 は効果が薄れてきたようです。ほかのお薬はないのでしょうか? (ベルギー エリーナ)
 

■ほほう、どうやら、リコーダー好きな娘さんは薬物耐性を身につけたようです な!成長の証とでもいうべきでしょうか。残念ながら、こちらは薬局ではないの で、これ以上の薬の手配はできませんな。代わりといっては何ですが、手錠を差 し上げましょう!扱いには十分気を付けてくだされ!くれぐれも、放置したまま ・・・なんてことには!むむう!

 
◆わたしの夫はかなりの歳です、普段からヨボヨボな生活を送っております。し かし、リコーダーを握ると、血わき肉躍り、何十歳も若返ったように元気に振る 舞います。元気なことはいいのですが、夫のリコーダーは伝説の一品。家が買え てしまうほどの価値があるそうです。うれしいやら、なんやら、複雑な気持ちで 胸いっぱいです。(ミズーリー州 ベッキー)
 

■要するに、ご主人には、早いうちにお墓に入ってもらって、そのリコーダーを 売り飛ばして新築の住居を手に入れたい、ということですな!でも、その伝説の リコーダーはご主人に生命パワーを与え続けているようです・・・まずは、それ をどこかに隠すのが先決ですぞ!そして体が徐々に衰弱しいくのを・・・おっと、 これ以上は申しませんぞ!むう。

 
〜次回もおたのしみにね♪〜
 
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