第36回 2003年8月27日号
  男爵、時空を超える

諸君、夏は暑いよね。だからといってアイスクリームばっかり、なめているキミ! そろそろ新学期の用意は大丈夫かい?で、わたしは今夏、キミたちの国の一大叙 事詩を読んでいたのだ。冒頭の句が「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の鐘の音、 諸行無常の・・・」で始まるアレだ!しかし、その鐘の音がどんなものか、気に なって、しょうがなかったんだ。

 
◆男爵、その物語に、無常観を発信する鐘が登場しますが、その鐘の音とやらを、 実際に聞いてみれば、物語が理解しやすくなると思います!なんとかして、聴か してください!(ネバーランド フック)
 

■おおっ!気になるかね?実は、わたしはインドに赴いて、古いお寺の鐘の音を サンプリングしていたのだ。すると、どうでもいい気分になって、意識を失い、 気が付くと病院で点滴を受けていたのだよ・・・まさしく、あれは、祇園精舎の 鐘かつ無常の響き!わたしの推測だが、あれは古代インドの王国が開発した戦意 喪失のための音波兵器だぞ!むっ!

 
◆男爵、その鐘や響きは物語上のもの、とばかり思っておりました。実際に存在 するなんて夢のようです!一度、見学したいのです!(フィンランド ヘンリッカ)
 

■むん。その後、お寺に無理を言って、鐘を持ち帰ったんだ。リビングルームで、 時々鳴らしているのだが、とてつもない脱力感におそわれて、何もする気が起こ らなくなるのだ!きっと、運び出したりしたから、時空を超えて古代の王国の呪 いに、かかってしまったかもしれないぞ!

 

●ちょっと、変なことを言わないで!わたしには、ふつうの鐘が、ふつうの音を 出しているようにしか聞こえないけれど。やかましいから、連打するのはやめて! お父様は、ただの夏バテなのよ。仕事も一応しているみたいだから、ストレスも たまっているんだわ・・・タクシーを呼んだから、心療内科にでもいってきて! くれぐれも先生に失礼のないようにね。それと待合室の雑誌は持って帰ってはダ メよ・・・返しに行くのはわたしなんだから!

 
〜次回もおたのしみにね♪〜
 
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