第2回 2002年11月20日号
 愛ゆえに・・・
諸君。一つの集団をまとめ上げるには、愛が必要だ。容赦なく、愛を振りまき、 虜(とりこ)にしてしまう。愛でまとめ上げられたものは、たとえ、チタンヘッ ドのゴルフドライバーでぶつけても崩れない。しかし、時には、憎しみも必要。 「愛と憎しみ」というだろう?さて、今回はどんな質問がくるのかな?
 
◆はじめまして、いつもお世話になっております。いきなりですが、うちの生徒 のブラスバンドは、はっきり言って、へたっぴです。何回練習しても、その割に は上達しないのです。「楽器が安物だから」とか「曲が難しい」「眠たい」、 そんな文句ばっかり。なんとか、地区公演には出場させてやりたいのですが、 こんな怠け者ばっかりで、困っています。      (オーストリア マリア)
■ほほう、先生ですか。ご苦労様です。それでは、「ラブリー男爵、愛のテーマ」 などを題目にしてはいかがでしょうか。私の国では、幼稚園児さえ、一度聞けば 覚えてしまうという名曲です。テーマが「愛」だけに、演奏後の感動もひとしお です。誰もが演奏したがるでしょうな。CDと楽譜は通信販売で購入できますぞ。


指揮者が指揮棒みたいな、あんな小さな棒を使って、オーケストラが操れると 思うと、不思議でたまりません。本当は指揮棒には、なにかひみつがいっぱい隠 されているのではないかとにらんでおります。      (ボスニア バロン)

■おおっ、気になるかね?指揮者は、先が鋭利な超合金製の指揮棒で楽団を威嚇 しながら指揮をとっている、という説もある。だがそれも、愛ゆえにのことだ。 私が以前つとめていた、ラブリー派の楽団では、指揮棒に、いろいろな栄養剤や 薬剤を仕込ませ、たるんだ楽員にその都度、打ち込んでいたものだ。正確さが要 求されるから、間違って隣の楽員に当たらないかと、よくひやひやしたものだよ。 まあ、しょっちゅう、ずれて打ち込んでいたが。ははは。
〜次回もおたのしみにね〜
 
←前週のQ&A       次週のQ&A→