番外編 MIDI検定リポート by
コバヤスキー
もうすぐ、MIDI検定の季節ですね。
去年、私(こばやし)はMIDI検定試験を受けてきました。今回は、元受験生の一人
として当時を思い起こし、受験者側からみた検定試験を皆さんにレポートしてい
きたいと思います。試験前の準備や試験会場の雰囲気、試験問題の難易度など、
受験者しかわからない内容がてんこ盛りですよ!
〜動機〜
去年、私はとある某DTMスクールに一年間通って、音楽を勉強していました。
「MIDI」という科目でたまたまMIDI検定3級公式ガイドブックという本を使っておりその科目の内容が終わる頃、検定試験のことを聞きました。問題はちょうどガ
イドブックの内容から出題されるらしく、3級はそんなに難しくはないそうです。
「試験か・・・なつかしい響き。何年ぶりかしら。受かったらさぞ気持ちのいいことだろう。今勉強していることをかたちとして残しておこう。ん?2級の試験も
同じ日に受験できるのか。ついでに受験する!」という単純な理由で3級だけで
なく2級も受験することにしました。
〜試験前の気持ち〜
試験に備えて、3級ガイドブックを読み尽くし、巻末にある過去問題も解いて、
自信まんまんでした。「ふふふ、か・ん・ぺ・き!」しかし、同時に2級の筆記
試験も受けるので、こちらはあんまり、自信がありませんでした。2級のほうは3
級より覚える内容が難しい上に、演奏時間などの計算問題も多少出題されます。
AMEIのサイトをみても2級筆記の合格率はおよそ40%でした。
「ううっ、大丈夫かしら・・・」
何回も2級ガイドブックを読み、対策講座も受け、「大丈夫なのだ!」と自分をはげまし、落ち着かせていました。
〜試験会場当日の雰囲気〜
当時通っていたDTMスクールが試験会場になっていたので、そこで申し込みをす
れば自宅から近かったのですが、そうとは知らず直接AMEIに申し込んでしまった
ために自宅から遠い試験会場に割り振られてしまい、結果的に遠くの方まで出かけることになりました。
建物の上の階で試験が始まるのを待っていました。試験会場となる部屋をのぞいてみましたが結構広くてしかもきれい。50人ほどが座れるような教室です。イス
はなんだか座りごこちがよさそう。ホールに戻ると、受験生はしずかに過去問題
のテキストをめくっています。とても熱心です。重厚感が漂っています。空調の
音が静かに聞こえるほどです。入試とよく似た雰囲気です。
「受験なんて何年ぶり。そもそも、こんなことして、からだとこころが耐えられるのだろうか?」と、どうでもいいことを考えていました。気持ちを落ち着かせ
るためにのんだ自動販売機のジュースがおいしかったです。
〜試験問題の難易度と問題 2,3級筆記〜
3級は気持ちがいいほど順調に問題がとけました。何回も予習した結果
なのです。
でも、イベントリスト関連の問題だけは慎重に解きました。過去問題を解いたときに多少間違えたからです。そのほかはつまずくような難しい出題はありませんでした。
今度は2級の筆記ですが、事前にDTMスクールの2級対策講座を受けたので、大抵
の問題は簡単に解けました。でも、言い換えれば、対策講座を受けなければ全く
わからないものばっかりだったのです。
出題内容は3級よりもかなり高度です。たとえば【MIDIデータ規格】という問題
は、○か×で解答するのですが、引っかけ的な要素が多く、時間をかけて悩んでしまいました。それと【ノート情報と表現〜】という問題。3級にもあったイ
ベントリスト関連の拡張版で、譜面が4パートにドラムセットもあります。今度
は譜面とイベントリストを見比べて間違いを探し、修正するという、骨の折れる問題です。この間題群をしくじれば、合格点に届かない点配分になっています。
2級筆記のメインともいえる問題なのです!事前に注意せよと教えられたことも
あり、汗を流しながら何とか解けました。真冬だったのに。しんどかったなあ。
みなさんも、ここは要チェックです!
〜2級実技〜
実技は不合格でしたが、ちょこっと書いておきます。
筆記試験を合格して、実技まで何とかたどり着きました。今度の試験内容は会場で渡される不完全な曲のMIDIデータを、正しい楽譜とヘッドフォンだよりにデータの間違いを探し、修正していきます。何度聞いても違いがわかりづらいのです!
微妙に違っているのです!
そうして悩んでいる間に、試験が終わってしまいました。二時間もあったのに。事前に試験に使用されるMIDIデータや楽譜(試験前に送付、サイトからダウンロードできる)をあまり聴いたり見なかったりしたのが原因でした。
ちなみに私の受験環境ですが、Windows98のマイクロATX(Pentium3搭載)でシー
ケンサーソフトはSingerSongWriter6、液晶モニタ(15インチ)、MIDIキーボード
に音源はSC-8850という構成でした。OSとコンピューター、ソフトは実技試験申
し込みの際に選択します。Macをえらんだ受験生はiMacでしたよ。
〜合格してみて良かったこと〜
2級の実技は不合格で残念でしたが、それ以外は合格だったので、まあまあ満足
しております。学生時代からかなり時間が経っても勉強すれば、試験というもの
は合格できることもあるのだな、と実感、感心し、なんだか勇気づけられました。
AMEIからはキャッシューカード大の「合格証」がもらえて、ちょっとうれしかったです。
今回は、悲喜こもごも?な経験をしました。たまにはこうしたイベントに参加するのもいいものでした。
みなさんもMIDI、DTMの使い手として、また、自分を再確認するためにも受けてみてはいかがですか?
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