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ヤマハから発売されている「モチーフラック」をご存知であろうか。世界的にそ
の音に定評のあるシンセサイザー「モチーフ」シリーズの1Uラックタイプの音源
である。プロフェッショナルレベルのプリセット896ノーマルボイス+59ドラム
キットと、同時発音数128音、リバーブ、コーラス以外にも、4パートに使用可能
なインサーションエフェクト、5バンドマスターEQと非常に高性能な音源である。
さて、この7月に、待望久しい「マルチパートエディタforモチーフラック」がヤ
マハのサイトでダウロード出来るようになった。この「マルチパートエディタ」
だが、コンピュータ上でモチーフラックを自在にコントロールできる優れものな
のである。「モチーフラック」を複数パートで使用する際の、音色、ボリューム、
パンポット、パートごとの音質補正、エフェクトへの送り量他、EGやポルタメン
ト等もコンピュータ上で自由に設定できる。
この「マルチパートエディタ」がない時は、「モチーフラック」上で個々の設定
をする必要があり、高密度なグラフィックLCD搭載とはいえ小さな画面
ではその 設定内容には限界があった。ところが、この「マルチパートエディタ」を使えば、
必要な情報が一度に視認できるので、格段に操作性が上がり、より綿密な音作り
が可能になったのである。
「モチーフラック」の音のよさと、「マルチパートエディタ」の操作性を合わせ
ると・・・・、各パート音色の分離感と、高級エフェクター並みの内蔵エフェク
トのおかげで、まるで複数の音源をデジタルミキサーによってミックスしている
ような感覚になってくる。5バンドマスターEQの効きもすこぶる良い。今までの
マルチパート(マルチティンバー)のDTM音源では、複数パートを鳴らすと、全体
がのっぺりしてパート別音色の分離感がなかったり、また、内蔵するエフェクト
の解像度が悪かったりで、こうはいかなかった。DTMを実践しているユーザーなら
ば一度は経験したことがあるはずだが、単音色で鳴らすとかっこいい音色がマル
チに持ってくると、なんじゃこれ?と思うほど、使えない音色になっている事が
ある。これは、音色に固有のエフェクト、ヤマハ的に言うとインサーションエ
フェクトがマルチでは使えない場面があったからである。しかしこの「モチーフ
ラック」は4パートに使用可能なインサーションエフェクトを持っているで、そん
な心配も少なくなった。
「SOL/SOL2」ユーザーではプラグインとして、また、ヤマハ以外のシーケンサー
を利用している場合でも、USBドライバーの設定により、シーケンサーと「マル
チパートエディタ」が同時に使えるので、シーケンスデーターを作りながら、
「マルチパートエディタ」での様々な設定が同時進行できる。これによって、音
源製作の効率が格段に上がること間違いなしである。
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「モチーフラック」
→ http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/p/tonesamp/motif-r/index.html
「マルチパートエディタforモチーフラック」
→ http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/dl/pr_hard.html#motif-rack
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