マルチパートエディタで「モチーフラック」100倍活用!!
【'03年9月10日号 No.0208】 ライター:ひじり

ヤマハから発売されている「モチーフラック」をご存知であろうか。世界的にそ の音に定評のあるシンセサイザー「モチーフ」シリーズの1Uラックタイプの音源 である。プロフェッショナルレベルのプリセット896ノーマルボイス+59ドラム キットと、同時発音数128音、リバーブ、コーラス以外にも、4パートに使用可能 なインサーションエフェクト、5バンドマスターEQと非常に高性能な音源である。

さて、この7月に、待望久しい「マルチパートエディタforモチーフラック」がヤ マハのサイトでダウロード出来るようになった。この「マルチパートエディタ」 だが、コンピュータ上でモチーフラックを自在にコントロールできる優れものな のである。「モチーフラック」を複数パートで使用する際の、音色、ボリューム、 パンポット、パートごとの音質補正、エフェクトへの送り量他、EGやポルタメン ト等もコンピュータ上で自由に設定できる。

この「マルチパートエディタ」がない時は、「モチーフラック」上で個々の設定 をする必要があり、高密度なグラフィックLCD搭載とはいえ小さな画面 ではその 設定内容には限界があった。ところが、この「マルチパートエディタ」を使えば、 必要な情報が一度に視認できるので、格段に操作性が上がり、より綿密な音作り が可能になったのである。

「モチーフラック」の音のよさと、「マルチパートエディタ」の操作性を合わせ ると・・・・、各パート音色の分離感と、高級エフェクター並みの内蔵エフェク トのおかげで、まるで複数の音源をデジタルミキサーによってミックスしている ような感覚になってくる。5バンドマスターEQの効きもすこぶる良い。今までの マルチパート(マルチティンバー)のDTM音源では、複数パートを鳴らすと、全体 がのっぺりしてパート別音色の分離感がなかったり、また、内蔵するエフェクト の解像度が悪かったりで、こうはいかなかった。DTMを実践しているユーザーなら ば一度は経験したことがあるはずだが、単音色で鳴らすとかっこいい音色がマル チに持ってくると、なんじゃこれ?と思うほど、使えない音色になっている事が ある。これは、音色に固有のエフェクト、ヤマハ的に言うとインサーションエ フェクトがマルチでは使えない場面があったからである。しかしこの「モチーフ ラック」は4パートに使用可能なインサーションエフェクトを持っているで、そん な心配も少なくなった。

「SOL/SOL2」ユーザーではプラグインとして、また、ヤマハ以外のシーケンサー を利用している場合でも、USBドライバーの設定により、シーケンサーと「マル チパートエディタ」が同時に使えるので、シーケンスデーターを作りながら、 「マルチパートエディタ」での様々な設定が同時進行できる。これによって、音 源製作の効率が格段に上がること間違いなしである。

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「モチーフラック」
→ http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/p/tonesamp/motif-r/index.html
「マルチパートエディタforモチーフラック」
→ http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/dl/pr_hard.html#motif-rack


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