ロードテスト【ソフト】
ヤマハ「SOL」

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ヤマハ
「SOL」
  ●第10回目 「SOLはソール。魂のソールなのだ。」
ライター:ひじり
【'02年03月13日号】


ボクのコラムを楽しみにしている皆さん!この原稿をいつも書いているPCを フォーマットする羽目になってしまったのですわ。休んでしまって、どーも、す いません。(「楽しみにしているやつなんか、おらんでー」というつっこみはな しで(笑))

さて、長いことSOLを書いてきましたが、ここいらでお仕舞とさせてもらう。 今回のロードテスト、自分のPC環境の紹介から始まって、使っていて困惑した部 分や実際にオーディオを録音して、エフェクトをかけるところまで、自分では結 構骨太なレポートが出来たのではないかと思っているのだが・・・・。もしよけ れば、DTM EXPRESSバックナンバーを読んでみてくれ!

しかしSOLはこれだけではない! MIDIの入力編集はもとより、鼻歌入力である[ボイストゥスコR]や、ウェーブエ ディター「TWE」、MIDI表情付け支援機能「オートアーティキュレーション」、 320 種の伴奏スタイルを内蔵しメロディに合った伴奏を自動的に作る[オートア レンジャー]、5線譜のほか、移調楽器譜/ドラム譜/TAB 譜/エレクトーン用 3段譜など多彩な形式で譜面の表示・印刷機能。[ソフトシンセサイザーS-YXG50 V4.0] を同梱。また<MU2000/MU500>などのXG 音源やプラグインボードPLGシ リーズに完全対応した音源エディター[XG Editer]など、その機能は使い切れな いほどの量があるんだな、これが。

このXG Editerだけでも、MUシリーズだけじゃなくてヤマハ製の音源を使用する ならば必須のソフトと言える。操作もグラフィックが多用されていて、凄く使い やすいのだ。

これは意外と見落とされがちなことだが、今のところ、しっかりサポートがなさ れている・・・というか、バージョンアップが頻繁に行われている。現在SOLは2 002/3/7の時点でVer1.06までバージョンアップされている。この姿勢は評価され るべきであろう。

PC上で動くレコーディングソフトはどうしても舶来物を思い浮かべてしまうが、 輸入代理店の中間マージンがとられるのか、まだまだ値が高いのがネックになっ ている。あれがない、これがないといわれる39,800円の国産ソフトだが、その底 力は舶来物に肉迫している。この値段と機能をどうとらえるかはあなた次第なの だ。


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SOL   http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/p/soft/sol/index.html


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「SOL」
  ●第9回目 「音のダイエット??ストレッチ&スライス」
ライター:ひじり
【'02年02月20日号】


さて、今まで単純なレコーダーとしての機能を説明してきたわけだが、そこはさ すがにコンピューター上で動くだけあって、録音したオーディオ信号を"素材"と して加工もできるのが、パソコンソフトであるSOLのすごいところであるのだな。

その1つがタイムストレッチ。 読んで字のごとく、再生時間をゴムひものごとく、伸ばしたり縮めたりする機能 なのである。カセットテープやビデオテープなどで早送りをすると、キュルキュ ルといいながら、短時間で再生してしまう事が出来る。再生時間は短いのだが、 人の声などが元の声に比べて異様に高いのがわかると思う。タイムストレッチと は、"元の声のまま(正確に言うと"もとのピッチ"のまま)"、再生時間を短くして しまう機能なのである。

これを使えば、テンポが異なる素材を、ピッチが変わらないまま使うことが出来 る。極端な例を挙げるとすれば、Aという曲がゆっくりしたバラード、Bという曲 がアップテンポの曲だとする。Aの曲からドラムパターンだけ録音したものを、 テンポの違うBの曲で使うことが出来るのだ。

実際の所はどうなの?といわれると、リサンプリグというデジタル処理が行われ るので、音質の劣化はどうしてもある。裏情報ではあるが、SOLに使われるタイ ムストレッチの音質劣化は現在の所世界一少ないそうである。だから、BMP(テン ポ)130のものを135くらいにするのには、ほとんど支障はないのだ。

そして、もひとつ、「音質劣化がいやだ!」という貴兄のために用意されたのが タイムスライス。 SOL上でオーディオ素材を切り刻んでしまうのだ。たとえば、1小節のドラムパ ターンの中には1拍目にバスドラム、ハイハットが同時に鳴っている。2拍目には ハイハットだけ。3拍目にはバスドラ、ハイハット、そしてスネアドラムが・・・ というように、均等な時間軸上にそれぞれが並んでいる。これを1拍づつ切り離 して、並び替えてやれば・・・・、異なるテンポであっても、音質劣化なしに、 同じパターンが再生可能になるわけ。

SOL上でタイムスライスの画面を立ち上げると、自動的に、テンポに合わせて切 り刻んでくれる。しかも、どう切り刻むか、マニュアルで設定も出来るように なっている。もちろん、シンバルなどは長いこと鳴っているわけだから、テンポ を変えた場合に、完全に原音通りに再生できるってわけではないが、かなり使え る機能である。

まずは、SOLについてくる、音の素材を、いろいろ加工するところからはじめた らよいと思う。これらの機能はブレイクビーツつくりには欠かせない機能として 従来からある機能をパワーアップしてSOLに搭載された物。サンプリングされた 素材を組み合わせて作るダンスものにはかかせませんな。


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SOL   http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/p/soft/sol/index.html


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「SOL」
  ●第8回目 「奥さん!この値段でここまでついててお得だわ。」
ライター:ひじり
【'02年02月13日号】


まずは速報!ついにSOLの体験版登場!
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/dl/tryout.html#sol
興味と暇のある方は早速チャレンジだ!

さて、皆さん。 プロとアマチュアの音楽制作の違いってなんだと思ってます?
ぼくは、エフェクトとミックスダウンだと思ってるわけ。

もちろん、ラジカセの前でギターをかき鳴らして録音。録音したカセットテープ の出来上がり!なんていうのも、立派な音楽制作の一つには間違えないはず。で も、プロというなの職業の人はそうはしない。ギターとボーカルを別 々に録音し て、エフェクトかけてミックスダウンする。

プロなので、同じ商品でも、美しく見せなければならない。ほら、同じ贈り物も らっても、スーパーの包装紙より、阪神や大丸の包装紙で包んである方がありが たみが違うでしょう?(東京ならば、三越やね?) この阪神の包装紙が、エフェクトとミックスダウンだというわけだ。

さて、SOLに装備されているエフェクトなのだが、一般的にエフェクトと呼ばれ る種類の物はおおかた用意されている。

REVERB(HALL1〜2,ROOM1〜3,STAGE1〜2,PLATE)、CHORUS(CHORUS1〜,CELESTE1〜4)、 FLANGER(FLANGER1〜3)、ECHO、MONO DELAY、CROSS DELAY、DELAY L,R、 DELAY L,C,R、DISTORTION、OVERDRIVE、AMP SIMULATOR、COMPRESSOR、3BAND EQ、 PHASER(PHASER1〜2)、TREMOLO、ROTARY SPEAKER、AUTO PAN、AUTO WAH、 EARLY REFLECTION(EARLY REF1、EARLY REF2)、GATE REVERB(GATE REVERB、 REVERSE GATE)、SYMPHONIC

まず知って置いて欲しいのは、例えば、コンプレッサー1つをとっても、単体で 数十万するものがプロの現場で使われていると言うことだ。よく使われるリバー ブでも、レキシコンがいいとか、どこそこのがいいとか、ブランド商品のような 要素さえある。そんなエフェクトの世界なので、たかだか39800円のSOLに多くを 求めることはできるはずがない。 しかし、この値段で、ココまでできるようになった!!というのも現代科学の勝 利!であるのだ。


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「SOL」
  ●第7回目 「やっと録音」
ライター:ひじり
【'02年02月06日号】


さぁぁぁって、SOLも第7回目にしてやっと、オーディオ録音してみようか、とい うところまでやってきた。
SOLで組んだMIDIデータを鳴らしながら、オーディオをSOLに録音する。詳しく表現すると、SOLからMIDIが出て、MIDIによって発音している音源のオーディオ信号をSOLに録音する・・・・・。

本当のところ、SOL(パソコン)からMIDI信号が出て、このMIDI信号が音源に到達 して、オーディオ信号が音源から出力され、最後にオーディオ信号がSOLに録音されるまで、その間には時間差が生じているのだ。ところが、事は一瞬で済んでしまうので、ほとんど同時ようなものだと思って欲しい。

さて、前回までの設定をクリアしていれば、あとは録音自体は簡単な物である。
トラックビューでMIDIデータの入っていないトラックに、オーディオの指定をして、録音ボタンをスタートさせるだけである。
そして、1パートづつ録音していく。

録音した物を得意のオーディオミキサー画面でエフェクト処理していく。 ここい らで作業は俄然おもしろくなってくる!!
(というか、ここまでが長かったのだ・・・・。しかし、この特集を読んでいる 皆さんは、困るところの肝がわかるはずなので大丈夫だ!)

恒例としてまずはドラムから録音を始める。
エフェクトはコンプレッサーを使って、グルーブ感を持たせてみたい。すでに録 音されているトラックのドラム音を再生しながら、コンプレッサーの設定をいろ いろ変えてみる。これがなかなかに楽しい!(わぁ〜い!)

エフェクトは3つまでかけることができるので、も1つおまけに、3バンドイコライザーもかけてしまおう。低域をがばっと持ち上げてローファイのベードラの音 を作る。これだけで結構遊べてしまう。イコライザーというのはラジカセにもついている低音、高音の調節ツマミの詳しい物と思ってくれ。
シンセベースも同様、コンプレッサーとイコライザーをかけて音を加工する。 バックに左右に広がるエレキピアノはトレモロをかけてコーラスで左右に広げて ステレオで録音する。
ソロをとらせるサックスパートには、クロスディレイをかけて、派手目な設定にする。こうすることによってバックからソロを浮き立たせる。

マルチ入力のオーディオカードと強力なCPUパワーを持ったマシンならば、いっ ぺんに終わる作業なのだが、いかんせん、我が家のわびしいPCと古い音源では、 このような、ちまちました方法で録音していく以外に方法がないところが、まことに悲しい。

しかし、この値段でこれだけのエフェクトが実践できるのは、まことに時代の進歩というべきかもね!SOLでエフェクトの腕を磨くのもいいかもしれないぞ。


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「SOL」
  ●第6回目 「録音レベルの調整」
ライター:ひじり
【'02年01月30日号】


この年でオールはきつい。いわゆる完徹というやつである。 飲みに行って、ライブを見て、カラオケというコース。自分の年をもっと理解し なきゃいかんよなー。もう、死にそう(笑)

さて、SOLにオーディオを録音するための設定、前準備、が前回の話だが、果 たしてSOLのオーディオ機能の素性はどうなのか?と、言う話はまだしていないはず。
ぼくの素直な感想は、「音がいい」である。
実際に自分自身で、楽器店やコンピュータ量販店の店頭で鳴っている、SOLのデ モ演奏を聴くとわかると思う。どっかのCDがなっているのかと思ったらSOLのデモ演奏だった・・・、みたいな感じである。もちろん、オーディオボードや最終 的な音の出口であるスピーカーがしっかりしたものであることが条件になる。それからもう一つ。これから話をする「録音レベルの調整」。

録音レベルは前回説明した、Windowsにもともと存在するオーディオの録音コントロールの画面 で調節する。つまり、録音レベルはSOLとは全く関係がないとい うことだ。あくまで、パソコン側の問題となる。

大事なことは、録音レベルが非常に重要な要素であるということ。アナログにし ろデジタルにしろ、非常に重要。低すぎてもダメ、高すぎてもダメなのだ。 アナログ・・・いわゆるテープレコーダーへの録音の場合、低すぎると、テープ 特有のヒスノイズが目立って録音しても使い物にならない。高すぎると、レコー ダーのアンプ部分への過大入力となり音がつぶれてしまう。デジタルの場合は、 低すぎるとサンプリング数が少ない(細かい指摘はなしね!)、目の粗いサンプ リングになり、高すぎる場合はアナログと同様アンプのひずみとなる。

ここでまた重要なのは、アナログ部分を扱うアンプの性能である。経験上での意 見ではあるが良いアンプは多少大きい入力をつっこんでも歪むことはない。懐が 深いのだ。安いアンプはすぐに歪んでしまう。ということで、PCへのオーディオ の入り口となるオーディオカードはなかなかに重要なのだ。

素材が命であることに業界の違いはなく、プロの現場では、なるべく良い素材を 録るために、この録音レベルに多大な神経を使う。良い素材は後の加工も必要な いし、また、加工する事も自在になるからなのだ。ぼくなどは中学生の頃、今は あまり見かけないカセットテープのラジカセにギターをかき鳴らしながら歌った 物を録音していた。録音ボタンをガシャっと押すだけで録音レベルもなにも関係なかった。ここがプロとアマチュアの違いである。

SOLの場合、Windowsの音量コントロールを使うため、微妙なニュアンスがつかめないんだよなー。これが悲しい。レベルメーターもあるにはあるんだけど・・・ 大ざっぱだし。
なるべく良いオーディオカードとモニターシステム、そして自分の耳だけが頼りだ。


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「SOL」
  ●第5回目 「録音するのはココが肝心!」
ライター:ひじり
【'02年01月23日号】


さて、前回はといえば、MIDIの設定ができたところで終わっているはずだ。
つまり、"SOLのシーケンサーでMIDI音源を鳴らす"段取りができたのだ。

やはりSOLというのはその強力なオーディオ機能を使ってこそ"ナンボ"なのだ。 まあ、東京弁で言うところの最大限の機能を発揮する、という意味合いなわけだな。
さぁ〜て、いよいよオーディオの録音となるのだが、次なる段取りを確認しておこう。

1.楽器(パート)ごとにSOLにオーディオ信号を録音する。
2.録音したオーディオトラックにエフェクトをかけて、別トラックに録音する。
3.これを繰り返して、全ての楽器をオーディオトラックとしてSOLに録音する。

うげぇ。なんとメンドクサイのだ!!
本当ならば、各楽器をそれぞれ別トラック録音する際に、それぞれに対してエフェ クトをかける・・・・ですむことなのにぃ〜。
それを、CPUがセレロン800、サウンドボードはサウンドブラスターライブ、音源 がQY70というチープな環境(ボクの場合)・・・・の場合、SOLをつかって贅沢に 録音する方法はこれしか考えられないのだ。

つーことで録音の準備を始める。SOLでつまるのはココだと、ボクは確信している(笑)

1.オーディオのデバイスを確認する。
[設定]>[オーディオ]>[デバイス]で使っているPCのオーディオカードのドライバを選択する。WindowsMME/Direct Sound、WDM、ASIOから選択することができる。
サンプリングの周波数もココで設定するのだ。

2.マルチメディアの録音コントロールを表示させる。
さて、ココが難問であったのだ。難問というか、SOLのオンラインヘルプに詳しく載っていなかったのだ。うちのPCはWindows98なので、Windows98の場合で話を進めたい。

大抵、画面の右下に並んでいるアイコンの中にスピーカーが右を向いているアイコンがある。これを右クリックし、[音量 コントロールを開く]を選ぶ。
(右下に並んでいない場合は、[スタート]>[設定]>[コントロールパネル]の中 の[マルチメディア]の[オーディオ]タブのページの中のボタンをクリックする)
すると、ミキサーのような再生コントロールの画面が出てくる。メニューのオプ ションをクリック、プロパティを開く。[音量の調整]の中で録音を選び[OK]をク リック。すると画面は録音コントロールになる。この中で例えばWAVEとか、自分のサウンドカードを含めた環境にあわせて録音入力を選ぶのだ。

この録音入力が正しく設定されていないと、録音はできないのだと肝に銘じて欲しい。


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「SOL」
  ●第4回目 「ドライバーがいなけりゃ動かない」
ライター:ひじり
【'02年01月16日号】


恵比須さんも終わり、大阪はいよいよ正月気分が抜けて本格的に始動していく季 節になってきたぞ。
正月早々、自分の自転車を自分の車でひいてしまって、自転車を新調したのと、 腕時計のガラスがまっぷたつに割れて、これも新調して・・・ことしも消費道の 道まっしぐらの様相を早くも呈してきたのだ!!
(しかも、ぜんぶ、ローンで・・・・)

さて、前回はSOLの強力なオーディオ機能の中のエフェクトの重要性について書いたつもりだ。今回からは、実際の操作と、その“ツボ”を実践していくのだよ。

1. まずは曲を用意する。
これは、以前作ったデータを流用することにした。オリジナルである。ちょいと ゆっくり目のヒップホップリズムのフュージョンって感じの曲。

2. データをSOLで読み込む。
世間では常識のスタンダードMIDIファイルをSOLに読み込ませる。もう、当然ながらいたく簡単である。

3. 曲の中身を分析する。
正確には各トラックにはなんの楽器のデータが入っているか認識する。このトラックは、ピアノだとか、ベースだとか・・・、そう言うことである。

1トラック ピアノ メロディー担当
2トラック エレキピアノ 伴奏担当
3トラック ストリングス 伴奏(レイヤーというね、これは)
4トラック サックス 裏メロ、ソロ担当
9トラック ベース
10トラック ドラム

こんな感じで各トラックに楽器が配分されている。なにせ、昔のデータなんで、 すっかり忘れてしまっていた(汗)。「SOL」のトラックビューにはメモ欄があるので、楽器の名前をメモっておくのが便利だな〜。

4.エフェクトプランをたてる。
ドラムをタイトにするために、コンプレッサーと、響きを出すためにアーリーリ フレクション系のリバーブを少々かけたい。ベースには当然のことながらコンプ (コンプレッサー)をかけて、タイトに締めて、イコライザーで低域補正(低域を 増やす)をかける。ソロをとるサックスには、ディレイをかけて、音が飛びまく るように。トラック数の都合もあるので、(セレロン800しか積んでいないうちの PCでは、なるべく少なく始末するのが現実的)、エレキピアノとストリングスは QY70の内蔵エフェクトで左右に広げてそのまま録音。

てな具合にある程度、頭で考えておく。後は、出たとこ勝負!!<これが一番大切だぞぉ。

5.MIDIのドライバーを確認、設定する。
このへんがメンドくさいわけだな〜。きっと「HELLO!MUSIC!AUDIO」シリーズを 買った人はこのあたりがわかりやすくなっているはず!というか、そうあって欲 しい(笑)。
[設定]>[MIDI]>[デバイス]で設定するのだが、使いたいMIDIのドライバーが無い場合はインストールする必要がある。

6.「SOL」で音源が鳴っているか確認する。
トラックビューのポートで、自分の使うMIDIドライバーを選択する。使っている トラックすべてをそのドライバーに変更するのだ。なれれば簡単な作業。ここまでして、「SOL」のシーケンサーをスタートさせて音源が鳴っているかどうか確認!!

>次回に続く


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「SOL」
  ●第3回目 「男の花道“トラックでビュー!」
ライター:ひじり
【'02年01月09日号】


皆さんあけましておめでとうである。
新年の三日に近くの神社に参拝し、今年こそは良い一年になりますようにと祈願 し、おみくじを引いたところ、なんと“大吉”である。あの街道沿いにある焼き 鳥チェーンのことではない。本当の“大吉”である。

「う〜ん」

大吉と書いてあるおみくじを両手で握りながら、今年も訳の分からない無駄 な物 をたくさん買い込んでしまって、笑顔満面、幸せな自分を思わず思い浮かべる。 今年もきっと“男の消費道”驀進間違いなしである!!!今年40歳にもなるのに、 これでいいのだろうか?俺って・・・・と、新年から唸ってしまった。

さぁ〜て、今回は、高品位オーディオとMIDIデータをシームレスにハンドリン グする新時代の統合型音楽制作ソフトウェアSOLの3回目なのだ。新年から気合い いれていくぞ〜!!

SOLの強力なオーディオ機能を駆使して、少ない機材で効率的に良い音つくりを 目指す方法を考え実践していくのだぁ。そして、目を付けたのが強力なオーディ オ機能。その中でも豊富なエフェクト群である。

昨今流行のハードディスクレコーダーでも重要な要素の1つにエフェクトがあげ られる。YAMAHA AW4416やAW2816は各トラックにコンプレッサー等のダイナミク ス系、音色をいじるイコライザー、それ以外に2系統のマルチエフェクターを装 備している。SOLにおいても、各オーディオトラックに4つのインサーションエ フェクト、それ以外に4つのエフェクトをかけることができる。

そして・・・・寂しいことに、ボクの持っている音源がQY70と如何ともしがたい 音源なのだ。ヤマハでは最新の音源であるMU2000であればリバーブ、コーラス、 バリエーション、インサーション×4、5バンドマルチEQとエフェクト満載である。 これをSOLのエフェクトでなんとかしようという算段だ。

なぜに、こんなにもエフェクトにこだわるのか?

アンサンブルの曲をマルチティンバーで再生する場合、それぞれの楽器にそれぞ れのエフェクトをかけたいのが切なる願望というものである。考えても見て欲し い。普通のバンドの場合、ギターリストは自分のギターの先に、足踏みエフェク ター(今はマルチタイプが多いけど)、ベーシストもベースの先にエフェクター、 キーボードはエフェクターでステレオにしてみたり、オルガンはレスリースピーカーを使ってみたり。ドラムだって、スネアくらいは、初期反射のリバーブくら いは軽く欲しくなるはずだ。
つまりは、楽器をより本物らしく聞かせたい場合、エフェクターは必須不可欠と 言っても過言ではないのだ!!

ということで、ボクの愛機QY70はインサーション、リバーブ、コーラスの3種類 しかエフェクトがついておらず、これを、SOLのエフェクトでまかなってしまえ! 作戦を考えたわけだ。とりあえずは、SOLで音源を鳴らしてみよう。これからの やることは最新のMUシリーズをSOLで使える場合でもきっと役に立つはずだ。

>次号より具体的な手順を説明していきますので、お楽しみに〜!

 


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「SOL」
  ●第2回目 「アイムソーリー ソールちゃん」
ライター:ひじり
【'01年12月26日号】


今回はやばかった。
いや、まじで。

いつもは、1週間前にはこのコラムの原稿を編集のきれいなお姉さま(まじよ!) にお送りして、原稿の遅れない、礼儀正しいコラム書き、ひじりと思われていたのだが(自分でおもっているだけか?(笑))、今回は遅れたぞ。

なにせ、この、SOL、全然言うことを聞いてくれなかったのだ。 そして、結果 からすると、SOLは悪くない、ボクのPCがおかしかったというわ け・・・。

どういうことかというと、録音して再生すると、ピッチが上がるのだ。 まあ、もともと、ボク的に、こんな安いソフトレコーダーなんて使いものになる わけないわ、うへへ、なんて気持ちがあったのは否定はしない(笑)。所詮は、 こんなもんさ、へん、と思ったが、コラムの仕事ができないことに気づいた。

コラムを書くにもいろいろ方法論があって、上辺だけさわって、テキトーにまと まったコラムを書くのもひとつの手だ。しかし、実践、自分で使ってみて“なんぼ”のボクのコラム精神がそれを許さなかった!!(なぁ〜んて、たいそうな)

で、この年末の忙しいのに貴重な時間を費やして、また、各方面に質問の嵐をか けて、結局のところは・・・・。 Winodws98のOSとサウンドカードである、サウンドブラスターライブのドライバ を再インストールしたら、なんのことない、直ってしまった・・・・・・。

俺の時間を返せ〜〜〜〜〜!という前に、各方面の先生方、大変ご迷惑をかけま した。ここで、お詫びを・・・平にお許しを〜〜〜〜、へへ〜〜〜。

つーことで、次回からまともに連載開始するので読者の皆様もお許しください。
それでも、ちゃあんとストリーは考えているんですよ。
以前に作ったMIDIデータに歌を入れてしまおう!というストリーなのです。

1.まずはMIDIデータを読み込む。ちょっといじるのもいいかもしれない。
2.XGエディターを使って、音源をコントロール。
3.SOLにオーディオとして録音!
4.イコライジングやエフェクト処理>別トラックに録音するかも。
5.ドラムの音を別Waveからもってくる。ここでスライス登場。
6.スライスして音を並び直して使えるようにする。
7.ボーカルを録音する。
8.ボーカルのエフェクト処理。
9.マスタリング及びマスタリングのエフェクト処理。

なにせ、SOLのオーディオにはエフェクトが満載なので、これを使わない手はな い!!
ざっと並べただけでも、こんなにあるのだ。

REVERB(HALL1〜2、ROOM1〜3、STAGE1〜2、PLATE)、
CHORUS(CHORUS1〜、CELESTE1〜4 )、FLANGER(FLANGER1〜3 )、
ECHO、MONO DELAY、CROSSDELAY、DELAY L,R、DELAY L,C,R、DISTORTION、
OVERDRIVE、AMP SIMULATOR、COMPRESSOR、3BAND EQ、PHASER(PHASER1〜2)、
TREMOLO、ROTARY SPEAKER、AUTO PAN、AUTO WAH、
EARLY REFLECTION(EARLY REF1、EARLY REF2)、
GATEREVERB(GATE REVERB、REVERSE GATE)、SYMPHONIC

ボーカルの処理に使えそうなのもたくさんある
まずはCOMPRESSORにとおして音量差を平坦にして、3BAND EQでいらないところを カット、EARLY REFLECTIONでドライな音場を作ってやると言った寸法だ。ちょっ と試したところでは、どのエフェクトもなかなか使えそうなのである。こうなっ てくると、やる気も起こるという物だ。

ということで、次回からご期待を・・・・・とほほ。 実は質問もいただいております。SOLはいろいろ機能が多くて説明するのが難し いのですよ。いろいろ質問あったらしてくださいね!よろしく。

 


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「SOL」
  ●第1回目
ライター:ひじり
【'01年12月12日号】


さてさて、今年も早いものでだいぶ押し迫ってきた!
来た!来た!北の喜多商店(大阪人でも若い人は知らんやろな・・・・)。
「このご時世ですから・・・」なんて誰も彼も言うものの、欲しいものは欲しい!
ここはひとつ、みんなでDTM商品をワサワサ買いあさって日本の景気を押し上げ ようではないか!!小泉総理バンザーイ!なぁーんて言われなくても、思わず買っ ちゃう年末なのである(笑)。

そこで、今回ドドーン!っと紹介してみるのが、あの気になるソフト、ヤマハから発売された、「Music Sequence Software SOL」 、和名ソール(\39,800円)なのだ。

なんといっても気になるのが、プロ用ヤマハデジタルミキサー直系といわれる オーディオ編集機能。舶来つまり外国産のシーケンサーソフトには定番で装備さ れていたオーディオ編集がSOLの先代のXGWorks4からも搭載されていたのだが、今 回のSOLではこのオーディオ編集の部分が大幅にパワーアップされた。

なあんだ、やっと舶来ソフトに近づいただけじゃん、とお嘆きの貴兄。そう言っ ちゃうと身も蓋もない。どちらかというと、タイムリーと言うかDTM世界のトレン ドというか・・・。パソコンを使った環境でオーディオを取り込むハードがお手 頃になってきた・・・と言うべきなんだろう。最近は各社からUSBを介したオー ディオカードが発売されている。
だから、SOLのオーディオ対応は一部のプロだけではなくて庶民への対応(笑)、 と言えるのだ。

SOLのオーディオ機能の素晴らしいところは、すでに世界に定評のある同社のデ ジタルミキサーの系譜を引き継いでいること。DTM畑の読者の方は知らないかも しれないが、安い!音がいい!使いやすい!の三拍子で、世界のプロ、スタジオ を席巻したのがヤマハの02Rというデジタルミキサー。
「02R」:http://www.yamaha.co.jp/product/proaudio/mixer/02r/

これがバカ当たりしたので他社も続々とデジタルミキサーを作り出した。ヤマハ 自身もこの02Rの成功を元に、デジタルレコーダーであるAW4416やAW2816といっ た魅力的な機種を世に送り込んでいるのだ。
「AW4416」:http://www.aw4416.com/j/index.html
「AW2816」:http://www.aw2816.com/j/index.html

しかし、いくら牛丼が280円の昨今でも、40万近くする02Rや、最近安くなってき たとはいえ15万近くで買えるAW2816、と、サンキュッパの我らがSOLが一緒という訳にはいかないのが世の摂理。そりゃ、そうなのである。やっぱ高いものはいいのが当然なのだ。

カタログを見ると"128chオーディオミキサーを搭載し・・・"なんてうたっている が、ここまで使い倒そうとすると、どれだけのCPUパワーが必要となるかわかった ものではない!
また、外部の音、つまり一般的に言えば、ボーカルやギターなどを録音する場合 に、パソコンにその音を引き吊り込むためのハードが必要である。1枚1,000円の サウンドカードではあまりに悲しい結果しか生まないのである。

まず必要なのは自分の持っているパソコンのパワーの確認。

CPUに関しては、450MHz以上のIntel(R)Pentium (R)/CeleronTMファミリーのプロ セッサを搭載したパーソナルコンピュータ(ソフトシンセサイザー使用時500MHz 以上)となっている。

ハードディスクには300MB以上の空きスペース。また、明記は無いが、できたら 7,200回転は欲しいものである。こっちの方が読み書きが断然早くてストレスが 少ない。もちろんこれ以下でも問題なく使える。

メモリーは128MB以上推奨。ふむふむ。今じゃ256MBも安いものだ。

マウス、CD-ROMドライブ、Windows(R)対応のオーディオインターフェース、また はサウンドカード。

このサウンドカードだが、ヤマハの推奨はUW500となっており、DTM音源を組み合 わせたSOLとのセット販売もされる予定である。
「UW500」:http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/p/dtm/uw500/index.html

音質を示す仕様が20ビットのAD/DA、48kHz/44.1kHz/32kHzとなっており、SOL のうたい文句であるプロレベルの24bit/96kHz 高品位オーディオと釣り合わない!! なんて思うかもしれないが、通常自分でCDを作る場合でも、CD自体が44.1kHz/ 16ビットなので問題なく使える。ちなみに、筆者はAW2816を使っているが44.1kHz/ 16ビットで必要十分な音質を得ることができている。

次回は早速その豊富な機能の中身を紹介していきたい。


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