ロードテスト【ソフト】
DigiOn: 「DigiOnSound 2(デジオンサウンド 2) 」
第1回  2になってどうバージョンアップしたのか?
第2回  プラグインエフェクトを使ってみよう
第3回 ミキサーコントロールを使ってみよう
第4回 ファイル分割機能を使ってみよう



 

DigiOn
「DigiOnSound 2(デジオンサウンド2) 」
  ●第4回 ファイル分割機能を使ってみよう
ライター:たっく
【'02年02月13日号】


こんにちは、たっくです。 今回は、CDのカップリングについてくるカラオケに、自分の唄を録音してみます。 普通のカラオケと違うところは、なんといってもミキシングできる、エフェクト をかけられる、CDに焼けるなど、技術しだいでいくらでもクオリティの高いもの が作れるところです。
歌唱力しだいでは一気にプロレベルの作品に仕上がるかも!? しかも、それを題材に、ファイル分割機能の勉強もしてしまおうという魂胆です。

では早速やってみましょう。 まず元ネタとなるCDを録音します。もちろんwavファイルでも構いません。 ファイル>読み込み>CDがはいっているCD-ROMドライブを指定でCDをリッピング (波形化すること)ができます。実に簡単です。wavファイルを使う場合も同様で す、ファイル>読み込みでそのwavファイルを読み込むだけです。 そしてマイクをマイク入力端子に突き刺すのですが、この時マイクの音量 を上げ すぎて音が割れないよう注意しましょう。割れるぎりぎりのところがノイズが少 なくて理想です。

さて、ここからがポイント、表示>ミキサーコントロールのRecをmonoにしてモ ニターにチェックをいれておきます、そうすることによって音割れを目でも確か めることが出来ます。0.0dbを超えると割れはじめます。(*1) 表示>コントローラーで、録音開始できるのですが、そのとき再生しながら録音 にチェックです。(*2)するとデジオンサウンド2だけで再生しながら録音を行う ことが出来便利です。なぜなら、他のソフトを立ち上げる必要が無いからです。

これで準備完了。曲頭にカーソルを合わせ、録音ボタンをおすと録音待機状態に なるので、再生ボタンを押すだけです。マイクの準備はよろしいですか? では録音してみます。1000円のマイクで某アイドルソングを熱唱するたっく。 ご近所のみなさんや家族から白い目で見られることはどうやら間違いなさそうで すが、これも仕事です、ここでめげてはいけません!(笑)

さて!うまく録音できたら四角ボタンで録音を止めます。そしてあとはミキサー でバランスを整えたり、中級者の皆さんはノーマライズやコンプ、リバーブなど のエフェクトで自由に波形をいじることが出来ますのでお好みでいじってみてく ださい。 ファイル>書き出しで一発でオリジナルカラオケの完成です。ここで、書き出し たくないトラック(失敗テイクなど)には、ミュートをつけておけばミックスされ ません。

おっと、肝心のファイル分割を忘れていました。 べつにこういう感じでカラオケを作る分には問題ないのですが、ファイル分割に はかなりのメリットがあるので紹介しておきます。 まず、余計な部分を省くのでハードディスクの節約になります。また曲の節目ご とにファイルを分割すると、「あーAメロからトバしすぎてもた」としたら、Aメ ロだけ音量を落としたり「ここのBメロのフィルインはやっぱディレイやろ」と か思ったら、その部分だけトラックを分けてエフェクトをかければすむので、実 に便利です。 方法は、分割したい波形を選択し、ツール>無音検出で自動的にキューポイント を作成、ツール>ファイル分割で終了です。たったこれだけの操作で、あなたの ハードディスクの中に、分割されたwavがずらりと並んでいるはずです。

ただ、曲(録音した波形)に切れ目が無い場合やノイズがあまりにも大きすぎる場 合は、うまくいかないことがあります。それはコンピュータが、音量 で曲の切れ 目を判断するためです。(切れ目と判断するノイズの大きさも設定できます) そこで、キューポイント(ファイルを分割する場所)を手動でも設定できるように もなっています。挿入したい箇所をクリックして、編集>キューポイントの挿入 、とするだけです。これも簡単に出来ますので、自分で切りたい場所を指定した いときなどに特にお勧めです。

この機能をうまく使うと音素材を大量生産できます。 ハードディスクのなかに蓄積されていくそれらの音素材たちをうまく使いこなせ るかどうかは、読者のみなさんのテクニックとインスピレーション次第です。

(*1)基本的にデジタル録音では音割れは危険です。
(*2)再生しながら録音することにサウンドカードが対応している必要があります。

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これでデジオンサウンド1から続いたロードテストは終了です。 途中、病に倒れ、連載が途切れるというアクシデントもありましたが、なんとか やり遂げることが出来ました。約半年という短い間でしたが、おつきあいくださっ た読者のみなさんへの感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとうございました。


デジオン   http://www.digion.com/

DigiOnSound2 http://www.digion.com/pro/ds2_main.htm


「DigiOnSound ロードテスト」バックナンバー        http://www.dipss.com/dipss/load/lo_soft4.htm

 


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DigiOn
「DigiOnSound 2(デジオンサウンド2) 」
  ●第3回 ミキサーコントロールを使ってみよう
ライター:たっく
【'02年1月30日号】


みなさんこんにちは、たっくです。 よくテレビなどで、アーティストのレコーディング風景が写 ったりしてますが、 あのスタジオにあるツマミが沢山ついた巨大なテーブルのようなものを、ミキサーといいます。一度プロデューサー気取りで大威張りであれをいじってみたい と思うのですが、なかなかそういうチャンスはないですよね・・。

そこで、このデジオンサウンド2で、ミキサーをパソコン上でシミュレートして プロデューサー気分を満喫しててみたいと思います。 操作方法は簡単で、しかも便利なんです。

まず、トラックを作成します。楽器のパートの数だけどんどん作成しましょう。 ステレオは2トラックを使用します。トラック数に理論上制限がないのが良いです(CPUやメモリに依存)。

そして使いたいwavファイルを読み込み、または演奏を録音していきます。 wavファイルの読み込みは任意のトラック番号をクリックし、「ファイル」から 「読み込み」で、読み込みたいファイルを指定するだけで、好きなトラックに簡 単に読み込むことが出来ます。
録音は「表示」メニューからのミキサーコントロールとコントローラーで行うことが出来ます。ミキサーコントロールのRECメニューでステレオ、モノを指定し、 録音したいトラックのRボタンを押し、コントローラで録音ボタンを押して再生すれば録音開始です。(ステレオの場合は2つのトラックのRボタンを押してくだ さい)そうしてどんどんと録音していくと、何トラックかのwavファイルが並んでいくはずです。

しかしそのままではバランスがベタになってしまうので、音量などを調節していきましょう。
ミキサーコントロールのTrackの上下のツマミで音量を、左右で定位(パン)を設定することが出来ます。(この時、音量 を上げすぎて音が割れないように注意!)

このとき便利なのが、新機能のグルーピングで、任意のトラックのツマミを連動 させることが出来ます。
ミキサーコントロールの連動元のTrackの音符マークをクリックして緑色にした後、連動させたい先のトラックの黄色いマークをクリックすれば、音符マークが 緑色になったトラックの動きに連動するようになります。ステレオオーディオの 連動はもちろん、「ドラム系が全体的にでかいな」と思ったとき、それらのト ラックを全てグルーピングすれば、「ドラム全体的に2db下げる」なども、可能 になります。

全体の調節が終われば個別のトラックをミックスダウンして1つのファイルにす ることが出来ます。wav、aiff、mp3をはじめさまざまなフォーマットに対応して いるので便利です。 wav形式でミックスダウンすれば、CDライティングソフトを使用してCDRに録音す ることも可能です(CDRドライブ、ライティングソフトが別途必要)。

このようにデジオンサウンド2では簡単にミキシングを行うことが出来ます。ボ タンなどのデザインもわかりやすいので操作もやさしいですし、初心者に特にお勧めできます。また音質も良いので上級者の方でも満足できると思います。再生しながらの録音も可能なので、デモテープ作りなどにも役立ちそうですね。


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「DigiOnSound 2(デジオンサウンド2) 」
  ●第2回  プラグインエフェクトを使ってみよう
ライター:たっく
【'02年1月16日号】


こんにちは、久々の登場となりますたっくです。
昔からDTMをされている方で、「この音源の音もう古くて使えないね」などとお思いの方は少なくないと思います。

そこで今回はMIDIをオーディオ録音して波形に変換し、さらにプラグインエフェ クトを使うことで使えない音を使える音にしてしまおうではないかという試みです。

「DigiOnSound」が2になってVSTプラグインも使えるようになったので実験も兼ねてやってみようと思います。
まず、お手持ちのVSTプラグインを「DigiOnSound2」のディレクトリにある「VST PlugIns」フォルダに入れてください。それだけで使用が可能になります。
お持ちでない方はインターネット上で自分で開発したプラグインを、無償で配布されている親切な方も世の中にはいらっしゃいますので、気軽にダウンロードしてみてはいかかでしょうか。(くれぐれもウィルスにはお気をつけください)

次に、元になるMIDI素材の録音です。
MIDI音源のAUDIO OUTと、PCのサウンドカードのAUDIO INを接続します。あえて スピーカーからマイクで録ったりしても面白いかもしれません。
MIDIを再生し、「DigiOnSound2」の録音ボタンを押すだけです。
(場合によりサウンドデバイスの設定の必要があります。ファイルからの環境設定で行えます)

そして、出来上がった素材のエフェクトをかけたいところの波形を黒く反転させます。
「DigiOnSound2」のエフェクトをかけたい場合は「エフェクト」、VSTなどのプ ラグインエフェクトをかけたい場合は「プラグイン」にマウスのカーソルを移動させることにより、それぞれのエフェクトを選択することができます。
多彩なエフェクトをかけることで、あなたの腕次第では、古シンセのヘロヘロな音も見違えるようになります。

コンプレッサー、リバーブ、ディレイ、歪み系などは初心者の方でも扱いやすく、 効果も顕著などで、特に有効です。ただ、やりすぎて音を割らないように気をつ けるようにしてください。0.0dbを越えないように音作りをしましょう。
(割れすぎるとスピーカも故障するので危険!)
また、「DigiOnSound2」のエフェクトとVSTプラグインを併用することによって 音楽性の幅も広がり、より多彩な音をつくることが可能になると思います。エフェクトは曲全体の雰囲気を変えることすらありえます。

音楽的に行きづまったときは、ほんの1つ、いつも使っているエフェクトを取り替えることによって、解決することもありえますので、みなさんも1度試してみてはいかかでしょうか。


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DigiOn
「DigiOnSound 2(デジオンサウンド2) 」
  ●第1回  2になってどうバージョンアップしたのか?
ライター:たっく
【'01年12月05日号】


こんにちは、たっくです。 去る11月22日、DigiOnSound2が発売されました。当然のことですが、DigiOnSound から持っている機能に加えて、さらに豊富で「使える」機能が追加されています。

そこで1通り変更点をチェックしてみたのですが、その中でも特筆すべきものを4 点、挙げていきたいと思います。

まず1つ目、最も興味を持ったのは、今回はDirectXに加えてVSTプラグインエフェ クトにも対応しているということです。
VSTプラグインエフェクトは、特にWINDOWSユーザに絶大な人気を誇るエフェクト で、対応しているソフトも多いです。一説には数百ともいわれる種類のVSTプラグインエフェクトが存在そうです。そのエフェクトの種類やクオリティーによっ ては、かなり質の高いサウンドを生み出すことが出来ます。
このことによってデジオンサウンド2の可能性が大いに高まったといえます。

2つ目は全トラックを同時に制御するミキサーコントロール機能が付加されたこ とです。実際に卓(アナログミキサー)を触れてるのと同じようにバランスをとっ たりパンを振ったりすることが出来ます。しかもそのフェーダやパンニングはリ アルタイムに反映されます。これによりかなり使い勝手が向上したと言えるので はないでしょうか。

3つめは無音部分を自動検出し、ファイル分割ができるということです。 この機能を使えば、ハードディスクレコーディングで録音しっぱなしでも、あ とで必要なところだけ取り出せばいいので、非常に気楽にレコーディングが出 来ます。言い換えると、テイクが無限(実際はハードディスクの容量に依存しま すが)にあるようなものです。生音派のミュージシャンにはたまらない機能とい えるのではないでしょうか。

最後に、非常に些細なことですが、重要なことです。前回はステレオのサウンド (.wav等)は2つのトラックを別々に制御しなければなりませんでしたが、今回よ り左右のトラックを連動させ制御できるようになりました。よって移動などの 作業も1トラック(mono)と同様に取り扱うことが出来、作業時間が大幅に短縮で きます。

特筆すべき点は以上ですが、他にも沢山の機能が付加されたりバージョンアップ していますので下記の公式サイトもご参照ください。

では、次回より機能などを実証していきたいと思います。
今回はここまでです。

 


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