ロードテスト【ソフト】
インターネット: Sound it! 2.0 for Mac



インターネット
「Sound it! 2.0 for Mac
  ●第3回
ライター:よしぞー
【'01年09月12日号】


第3回

最近、興味深いパフォーマンスを見(聴き)ました。
空き缶を使い、水を入れたりビー玉を入れたものを振ったり蹴ったり、あるいは、 何個か縦につないだものを長さを変えていくつか作ってあり、それをただ床に 向けて打楽器のようにトントンと打つことで、多様な音を出していくんです。
子どもの遊びじゃないかと思う人もいるでしょうが、先入観を取り払って耳をすませると、これらがとても不思議で魅力のある音を奏でることに気づくはずです。
このパフォーマンスを体験して、自分が日常生活の中でいかに音に対して鈍感になり、粗雑にしているか、思い知らされました。
音作りとは、ほんとに奥深いです。

さてさて、本日は最終回です。
前から試したいと思っていた、MIDIファイルからオーディオファイルへの変換に いよいよチャレンジ!!と、意気込んだのに、なんと…。
ファイルメニューから「MIDI データの読み込み」を選び、変換する際のサンプ リングレートを指定して、変換したいスタンダードMIDIファイル(SMF: Format0、 またはFormat1)を選ぶだけ。
「えっ、もう終わり?」と思う間もなく、簡単にできました。
今までいろいろ苦労が多かったのに、こんなにすんなりできてしまっていいんだろうかと思ってしまいますが、いいんです!

ただ、注意したい点が1つ。
この変換機能は、「Roland VSC 3.0」 のオーディオ変換機能を利用しているため、製品に付属の「Roland VSC 3.0」 がインストールされていることが必要に なります。

「Roland VSC 3.0」というのは、御存知の方も多いでしょうが、外部音源を用い ずにコンピュータだけで演奏ができるソフトシンセです。
つまり、当然ですが、他の音源で作った曲も、変換の際には「Roland VSC 3.0の音」で演奏されます。

たまたま、私が試したいくつかのSMFの中にも、変換したら一番気に入っていた 音が違っていてがっかり、ということがありました。私の場合は、もともと変換するために作ったデータではないので仕方ないですが、初心者の方が「オーディオファイルに変換できる」という部分だけを読んで使われると、思っていたのと 違う結果になるかもしれませんので、御注意を。

前にも書きましたが、このソフトを操作してみて「とにかく簡単!」という印象 を受けるので、その代わりに、制限があったり柔軟性に欠ける部分があるように 思えるのも、一長一短というところでしょうか。
私はかなり満喫して、前に作ったMP3データの音が悪かったのをこの機会に作り直したり、さらに、いよいよ自分のCDを作ろうと意気込んだりしてます。
そういう気にさせるわくわく感がありますね!


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「Sound it! 2.0 for Mac
  ●第2回
ライター:よしぞー
【'01年08月29日号】


第2回

先日、ふとしたことから音楽制作関係の仕事をしている方と世間話をしていたら 『DTM Express』を「いつも読んでますよ」とのこと。
仕事柄とはいえ、すでに充分情報通なのに、新しい機材やソフトの情報などをい つもチェックされてるようです。やはり日々これ精進あるのみ、ってことですね。
うん。と、一人で納得してたら、笑顔で聞かれてしまいました。
「で、どれを書いてるんですか?」 今まであまりに多くの失敗ネタを書き続けた私には、「私がよしぞーですっ」 なんてとても言えない…!

前回、自分の理解不足を棚に上げ、ぶつぶつ言いながらもなんとか「Lesson」の 起動までこぎつけました。
全体的に感じるのは、「初心者に優しい」ソフトだということです。
「Lesson」はもちろん、ヘルプも丁寧で細かく書かれています。操作方法だけで なくエフェクト活用のポイントなども書いてあり、加工あるいはエフェクトの用 語も説明付きなので、初めて波形編集に挑戦してみようという方には、使いやす いのではないでしょうか。「このソフト一つあれば、波形編集の概略が掴める」 というのは、ほめすぎかな!?

さらに、エフェクトについては、よく使用されるバリエーションをプリセット登 録してくれています。自分で一から苦心して入力しなくていいなんて、私の今ま での苦労は一体何だったんだって言いたくなりますね!
ただ、逆に言えば、まずプリセットを選択して後は微調整という操作手順になる ので、自分にある程度のイメージや知識があって、自由自在に作りたい人には、 プリセットがわずらわしいということもあるように思います。
他についても、感覚的に操作するというより、文字や数値で選択していくという 操作が多いので、初心者には使いやすい反面、クリエイティブな感覚は味わいに くいかもしれませんね。その辺は、人によって好きずきというところでしょうか。
私のように、「クリエイティブな感覚」とか偉そうに書きながら、できた作品は クリエイティブとはほど遠いっていうのもねえ…。

それから不便なのは、複数のファイルを同時に開いて編集できないこと!
コピー、ペースト、マージをするのに、まずコピーしたいファイルを読み込んで コピーし、次にペースト、あるいはマージしたいファイルを読み込んで…、とい う操作をすることになります。
ただし、これは「Sound It! 3.0 for Windows」でめでたく解消され、同時編集 が可能になっています。
やっぱりね、という感じですね。

てなわけで、今回も苦手なくせに文句ばかり言いつつ、このコーナーは続くので した…。


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「Sound it! 2.0 for Mac
  ●第1回
ライター:よしぞー
【'01年08月08日号】


皆さん、こんにちは。「Digitai Performer 初心者編」でおなじみ(?)よしぞーです。
「Digitai Performer」も初心者のくせに、今回から「Sound it!」にも顔を突っ 込むことになりました。「またーっ?」と思わず、どうぞ読んでやって下さいね。 よろしくお願いいたします。

「Sound it!」と言えば波形編集ですが、実は、私、苦手なんです。
「Digitai Performer」や他の波形編集ソフトも使ったことはあるのですが、いつ も四苦八苦するわりに、よくわからないまま、できたとも思えず不完全燃焼ばかり…。
なので、今回、「書きます!」と言ったものの、締切りが近づくとともに「なん で受けてしまったんだー」と、憂鬱になってきました。そろそろタイムリミット だと思い、インストールはしたけどなかなか使う気になれず、うじうじっ。

しかし、これも運命(自分で引き受けたくせに)。初心者でも使えるって雑誌にも 書いてあるし、使わなくては始まらないので、えーいっ、開けてしまえー。
と、インストールした「Sound it!」のフォルダを開けて説明を読むと、「Sound it! Lesson」という練習ファイルがあるらしい。よしよし、早速それを見よう、 と思ったら…。フォルダの中にないんです!なんでー?

よーく読むと「Sound it!」から起動できるらしいので、「Sound it!」を立ち上 げてヘルプメニューをクリック。あった、ありましたよ。「Sound it! Lessonの 起動」というのが!ところが、CD-ROMを入れてくれとのメッセージが出て起動で きません。そのままじゃ起動できないってこと!?それならメニューに入れなく てもいいやん、もおーっ!!

そこで、再度調べると、Lessonは、CD-ROMから使用する他に、ハードディスクに コピー、あるいはインストールする方法もあるよう。私は、「Sound it!」をイン ストールしさえすればいいと思っていたので、詳細を全然理解してなかったんで す。自分が悪いのに、すぐ人や物のせいにしてはいけませんよ、ほんと。

それにしても、まだ波形の「は」の字も見てないのに、すでに「苦手指数」UP気味。 やっぱり波形編集は嫌だよー。と、思いつつ、Lessonを起動してみると、なんと、 これが優れ者!
まず、「効果を見る」で、ノーマライズを始めとして、それぞれどんな効果 があ るのかを波形を確認しながら試聴します。そして、次に、1-12のLessonとウラワ ザに進み、説明に書いてあるとおりに操作すると、簡単に最初に試聴したものと 同様の音を作ることができるんです。
これは、おもしろい!すっかり、楽しんでしまいました。今まで波形を見たこと も編集したこともないという人でも、これでかなり雰囲気をつかむことができる と思います。
確かに、初心者でも大丈夫って感じがしてきました。これで、このコーナーを なんとか少し続けられそうです…。


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