ロードテスト【音源】メニュー


YAMAHA◆「MU90」 【'99年03月01日号 No.0001】
 
「その1. 買ったらすぐに音を聞きたいでしょう![今回使用した機材:MU90、YST-M5(スピーカー)]
ライター:前田

《まずは、ごあいさつ》

みなさんはじめまして。前田と申します。

ほんとに寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

究極の「寒がり」の私は、ババシャツ2枚にセーター2枚重ねで頑張っています。文章を書くといったら、学校の宿題か、授業中にこそっとまわす手紙(今でいうポケベルのかわり…?)ぐらいしかなかった私が読み物を書くなんて大変恐縮ですが、これも何かの縁ということで、よろしくおねがいします。

今回使用したMU90は私が初めて購入したXG音源であり愛着もあります。

記念すべき私のメールマガジンデビューということでとりあげてみました。

  ◎その1. 買ったらすぐに音を聞きたいでしょう!

  ◎その2. パソコン、MIDIキーボードとつなげる

  ◎その3. MU90便利なところ、こんな使い方も、好きな音色などなど

…という構成にしたいと思ってますが、予定は未定ということでおつきあいください。

             *************

「その1. 買ったらすぐに音を聞きたいでしょう!」

《MU90って?》

MU90はヤマハから発売されているXG対応のMIDI音源です。

ピアノ、ドラム、ギター、サックス、雨音など779種類の楽器音や効果 音と30

セットのドラム音が入っています。

MU90をパソコンにつなげば、パソコンがMIDIデータ(楽譜のデータ)を読んでMU90の楽器音や効果 音を使って演奏するというしくみです。そしてシーケンスソフト(作曲をするためのソフト)があれば、自分で作った曲を演奏させることもできます。

最大32パートの演奏が可能で、最大64音まで同時に音を鳴らすことができます。

そして、エフェクトを6系統内蔵しているので、演奏している場所によって変わる残響をシミュレートしたり、わざと音を歪ませたり、やまびこエコーを付け加えたり、様々な効果 を得ることができます。

その他にもMU90には、マイクやエレキギターなどをつないでエコーやワウなどの効果 を得たり、楽器音ごとにEQを設定して音質を調整したり、楽しい機能がてんこもり。それぞれの機能の詳細についてはまた次の機会に…。

《箱を開けてすぐに音を聞きたい!》

新しい音源を買ったら、とにかく早く音を聞きたいものです。

ところがMU90に限らず、音源のセットアップはけっこう大変。パソコンにつないだり、MIDIキーボードにつないだり、スピーカーにつないだり…。ソフトをインストールしたり、電源を確保したりしているうちに時間はどんどん過ぎていきます。

そこで、とにかく早くMU90の音を聞く方法。それはデモソングを聞くことです。

《MU90のデモソングをきいてみよう》

まず、MU90とスピーカーをつなぎます。かならず電源がOFFになっている状態でつなぎましょう。それからMU90、スピーカーの両方ともボリュームが最少になっていることを確かめて、MU90→スピーカーの順に電源をONにします。これを守らないと「ブチッ」という精神衛生上よからぬ 音が鳴るばかりでなく、スピーカーを傷めてしまうことにもなります。

次に、MU90の取説の手順に従ってデモソングを鳴らしてみましょう。あれっ?音が出ない!!…そうでした。MU90とスピーカーをつなぐときにボリュームをしぼったんですね。「あ、やってもうた。」と思うまちがいの1つですがこれがよくあるんです(私だけ?)。この先「音が出ない!」というトラブルに見舞われてしまったら、まずココを疑ってみましょう。

さて、気を取り直して音源とスピーカーのボリュームを上げて…。聞こえてきました!DTM音源のデモソングというのはたいてい「世界一周音楽紀行」みたいに、いろんな音楽のメドレーが収録されてたりしますが、MU90のデモソングはジャズファンク風で、これもまたよいです。 《つづく》 


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YAMAHA◆「♪MU90とあそぼう♪」 【'99年03月15日号 No.0002】
 
「その2. パソコン、MIDIキーボードとつなぐ」[今回使用した機材:MU90、YST-M5(スピーカー)、FMV-466D3]
ライター:前田

みなさんこんにちは。前田です。なんと!うれしいことに「がんばれメール」を頂いてしまいました。ありがとうございます!また、これを励みに頑張ります。

「その2. パソコン、MIDIキーボードとつなぐ」

《MU90をパソコンにつなぐ》

さて、前回はとりあえずMU90の音を聴いてみました。

MU90とパソコンをつなぐにはいくつか方法があります。今回は「シリアルケーブル」を使って、MU90をパソコンにつないでみましょう。

《パソコン紹介》

「FMV-466D3」…CPU:486DX2 66MHz、RAM:24MB、OS:Windows95、

      94年購入(こんなに古くてもちゃんとDTMは楽しめます。

      でも、新しいのも欲しいです。誰か買ってー!)

《なぜシリアルケーブル?》

iMacのおかげかどうかわかりませんが、「USB」対応のMIDIインターフェイスがこの春いちばんのDTMネタになりそうです。

が、しかし!!USBしか使えないiMacとNew G3は別として、その他Mac/Winパソコンについては、まだまだシリアルケーブルでつなぐのが楽だしコストもかからなくていいと思います。

特に音源1台の場合、MU90のように「To Host」端子を持っていれば、¥3,000でおつりがくるシリアルケーブルを1本用意すればいいのです。

MU90を「USB」対応のMIDIインターフェイスでつなげるとなると、¥20,000はかかります。「新しい音源を買った」とか「シリアルポートを空けられない」とかそんな状況になったときに検討してみても遅くないと思います。

…と書いてみたところで、ウチのFMVには「USB」なんてものは付いてないので、選択肢は1つしかないのでした。(この他にもいくつか方法はありますが、いちばん手軽でメリットがあるのはやっぱりシリアルケーブルでしょう…ってちょっと強引ですか?)

《シリアルケーブルでつなぐ》

つなぐのはとても簡単。もちろん電源はOFFの状態でつなぎます。MU90の「ToHost」端子とパソコンの「シリアルポート(|◯|◯|というマーク、RS232C、COM1など表示はメーカーによっていろいろ)」をつなぎます。とりあえず、きちっとハマる所はパソコンもMU90も1箇所だけなので間違えることはないでしょう。

FMVなどDOS/Vパソコンの場合、MU90の「Host Select」スイッチを「PC-2」に切り替えます。ここを間違えると音が出ないどころかパソコンが起動しないことも。要注意!

《ドライバーをインストールする》

物理的な接続はこれで完了。次にドライバーをインストールします。ドライバーはMU90についてない!(Hello!Music!90には付属)でも、あわてることなかれ。DTMマガジンなどDTM雑誌の付録CD-ROMに最新バージョンのドライバーが収録されているのでそれを利用します。

さて、インストール作業は途中まで進んだけど…。

パソコン:「使用するCOMポートを選んでください。」???…なに? 

《つづく》 


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YAMAHA◆「MU90とあそぼう♪」 【'99年03月01日号 No.0001】
 
「その3. 〜セッティング完了!〜[今回使用した機材:MU90、YST-M5(スピーカー)、FMV-466D3]
ライター:前田

みなさんこんにちは。前田です。さくらです!花見です!毎年、4/15が誕生日の友人を祝うついでに花見も楽しんでいたのですが(誕生日のお祝いがついでだったりして・・・・・ウソです。)、今年はみんな忙しそうなので、ボツになるかも?

*************

《COMポートとは何ぞや?》

前回、パソコンとMU90をつなぐために必要なドライバーソフトをインストールしていたのですが…。

パソコン:「使用するCOMポートを選んでください。」

…うーん。画面は「COM1」か「COM2」かどちらかを選ぶようになっている。どう

すればいいのかなあ…。と、そのとき、

悪魔の声:「そんなん2択やんけ。勘で選ばんかいっ。」

えーっ?!そんな無責任な!

天使の声:「そんなの絶対ダメよ!」

…という声が聞こえたというのはウソですが、何かをインストールしようとするときに、勘で操作するのはやめたほうがいいです。はい。

とりあえず、手元にある用語集で「COMポート」とやらを調べてみると「(略)〜一般 に、モデムを接続するシリアルポートのこと〜(略)」とありました。モデムかあ。我が家のモデムは外付けで、パソコンの裏側を見てみると、ちょうど音源をつないだところの横につながっていました。しかも端子の形が同じ。これは、モデムの設定を調べたら何かわかるかもしれない。

そこで、ひとまずインストール作業を中断して、「コントロールパネル」の中にある「モデム」を調べてみました。すると、我が家のモデムはCOM2に設定されていることが判明。さらに、COM1には何もつながっていないこともわかりました。

《あともうひといき》

ドライバーをCOM1に設定して、インストール作業再開。さらに、作曲ができるシーケンスソフト、XGworks3.0もインストールしました。そして、手順の指示どおりにパソコンを再起動した後、デモ曲のMIDIデータが鳴ることも確認。連載3回分を費やし、ようやくMU90とあそべる環境が揃ったのでした。

《何してあそぼ?》

MU90とあそぶといっても、MU90でいったい何ができるのか。音楽をつくるときに、「どんな会場で演奏するのか」、「どんな楽器を使うのか」、「演奏者はどこに立って演奏するのか」、など、ドレミ(楽譜)以外の重要なポイントをまかされているのがMU90です。

そのMU90をコントロールするのに、XGworksは最良のソフトといえます。が、それでは「XGworksを使ってMU90とあそぼう」になってしまいます。それは、このメールマガジンでXGworksの連載を執筆中の<ひじり>さん(モモレンジャーが好き)にまかせるとして、次回は、MU90の本体パネルを使っていろんなことをしてみたいと思います。

《つづく》 <前田>


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YAMAHA◆「MU90とあそぼう♪」 【'99年04月22日号 No.0006】
 
第4回「〜あそぼう!〜」[今回使用した機材:MU90、YST-M5(スピーカー)、FMV-466D3]
ライター:前田

みなさんこんにちは。前田です。さくらも散ったというのに、なんか寒いな。なかなか春用コートにチェンジできないでいるのは私だけでしょうか?

             *************

《下ごしらえ》

まず、何をするにも曲がないと話になりません。でも今から作っていると、それだけで第4回が終わってしまいそうなのでそれはやめて、著作権フリーのMIDIデータを使うことにしました。ドラム、ベース、ピアノ、サックス、シンセパッド、ホーンセクションなどから成る落ち着いた感じの曲を選びました。

これをまずXGworksで読み込んで、全パートの1小節めに入っているデータを消しちゃいます。一般 に市販/公開されているMIDIデータの1小節めには、たいていセットアップデータというものが入力されていて、曲が鳴り始めるのは2小節めからになっています。セットアップデータというのは、曲が鳴り始めるまでに「どんな会場で演奏するのか」、「どんな楽器を使うのか」、「演奏者はどこに立って演奏するのか」、などを設定したものです。これらを消しちゃったということは、各パートの演奏者を路頭に迷わせちゃったということです。まさに「ここはどこ?わたしはだれ?」状態。そこで、私が彼等を正しい方向へ導いてあげましょう…というのが今回のあそびです。

(勝手に路頭に迷わせたり、導いたり、迷惑な話ではありますが。)

《過去の清算 -ファクトリーセット-》

新たな出発には、過去の清算が必要です。それは、人間の世界もMU90も同じ。MU90は「ファクトリーセット」を実行することによって、過去をすべて忘れて、かつて工場でベルトコンベアに乗せられ、きれいに箱に梱包されていった古きよき時代を思い出すのです。(実際MU90ができるまでの過程にベルトコンベアが出てくるかどうかは知りません。)

操作は、MU90の[UTIL]ボタンを押してユーティリティーモードに入る。そして、[SELECT]ボタンで[INITIAL]を選択し、[ENTER]ボタンを押す。

すると[FactSet]表示が見えるので、これを選択して、ファクトリーセットを実行。その後、さっきのMIDIデータを鳴らすとドラム以外の全パートがピアノで演奏されてしまいました。いままで再生してきたMIDIデータの設定をすべてなかったことにして、工場出荷時の状態に戻すのが「ファクトリーセット」なのです。

《はじめの一歩》

「なんかおしゃれって感じー」の曲が一転して、なんかがちゃがちゃした雰囲気になってしまいました。まずは彼等に楽器を持たせるところから始めなければ…。《つづく》 <前田>


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YAMAHA◆「MU90とあそぼう♪」 【'99年05月13日号 No.0009】
 
第5回「 〜あそぼう!その2〜」
[今回使用した機材:MU90、YST-M5(スピーカー)、FMV-466D3]
ライター:前田

みなさんこんにちは。前田です。眠い。とにかく眠い。いつでもどこでも眠れそうな気がする今日このごろです。でも、この時期が過ごしやすくて一番よいですね!

             *************

《楽器持ちーの。》

前回、きれいさっぱりMU90を初期化しちゃったので、ドラムパート以外は、すべてピアノというスペシャルなバンドになってしまいました。しかも全員ステージのまん中にひしめきあってるという非常事態。まずは、彼等に楽器を持たせることから始めなければ。

MU90では、右上にある[PART]ボタンで各パート表示を切り替えることができます。ドラムパートであるパート10を表示させると、パネルにドラムのイラストのアイコンが表示されています。このアイコン表示は音色のおおまかな区分け(カテゴリー)を表していて、音色名がチンプンカンプンでも、どういう楽器の仲間なのかが瞬時にわかるようになっているので、音色を探すときの心強い味方です。音色名は「StandKit」というドラムセットが表示されています。

次に[SELECT]ボタンを何度か押して、音色名の下にある2つの番号(127/001)のうち右側の番号を示す矢印を、黒く反転させます。この状態で、[VALUE(+/-)]ボタンを押すと、音色を切り替えることができます。ふつうの生ドラムや派手なエレクトリックドラム、ハウスやテクノではかかせないアナログドラム、そのほかにもヒップホップやジャングルにマッチするようなドラム、ジャズで多用されるブラシで叩いたドラムなど、新旧問わずいろんなドラムを選ぶことができます(全部で30種類)。

ここでは、ごくごく一般的なドラムセットである「StandKit」を選択しました。次はパート表示を切り替えて、ベースパートであるパート3を表示させました。ドラムを選んだときと同じようにアイコンの右上の三角を点滅させた状態で[VALUE(+/-)]ボタンを押して音色を選びます。何度か押しつづけるとアイコンがベースのイラストになり、「SynBass2」という音色が選ばれた状態になりました。うーん。悪くはないけどイマイチしっくりこないなあ…というときは、[SELECT]ボタンを押して、音色名の下にある2つの番号(000/040)のうち左側の番号を示す矢印を、黒く反転させます。この状態で、[VALUE(+/-)]ボタンを押すと、さらにいろんなベースの音色が出てきました。

ベースやピアノなどドレミ(音程)のある音色は、音色名の下にある2つの番号の組合せで選ぶことができます(全部で779種類)。

最初に右側の番号を切り替えてイメージに合ったものを探し、さらに左側の番号を切り替えて「これだ!」というのを決定すれば、779種類もある音色の中から素早く音色を選ぶことができるでしょう。素早く…といえばこれもですね。[VALUE(+)]ボタンを押しながら[VALUE(-)]ボタンを押すと数値が+10づつ変化します。逆にすると-10づつ変化します。

同じようにして他のパートも音色を選んでいきました。

◎パート1メロディ:音色名SoftTenorSax(音色番号041/067)

         →暖かい感じのサックス。ブレスの音が入ってます。

◎パート2ピアノ:60'sElectricPiano(064/005)

        →私はウーリッツァーというメーカーのエレピの音が大好きなの

         で、これがいちばん近いかなと思って選びました。

◎パート3ベース:AttackPulse(065/040)

        →アタックにクセがあるものの全体的にはすっきりした音色です。

◎パート4シンセ:Mondo(026/082)

        →プアプアした感じがたまらなく気に入ってしまいました。

◎パート5クラビネット:PierceClavi(065/008)

        →クラビネットは歯切れのよさが特徴の鍵盤楽器です。この音色

         は長く鍵盤を押さえていると、少しビブラートがかかるのがお

         もしろくて選んでみました。

◎パート6ブラス:MellowBrass(042/062)

        →名前のとおり、メロウ。な感じのブラスです。ただ、立ち上が

         りが遅い分、置いてけぼりにされてしまっているので、後でな

         んとかしましょう。

◎パート10ドラム:StandardKit(127/001)

        →学校の音楽室にもあるふつうのドラムセットです。個人的には

         もっと軽いスネア(小太鼓)が好きなので、これも後でなんと

         かしましょう。

そんなこんなで、できあがったのがこれ。↓

  http://www.dipss.com/mailmag/data/0512mu90.MID

ピアノだけバージョンも用意したので聴き比べてみてください。↓

  http://www.dipss.com/mailmag/data/pianmu90.MID

次回は演奏する場所(会場)や演奏者の位置を設定してみたいと思います。


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YAMAHA◆「MU90とあそぼう♪」 【'99年06月03日号 No.0011】
 
第6回「 〜あそぼう!その3〜」
[今回使用した機材:MU90、YST-M5(スピーカー)、FMV-466D3]
ライター:前田

みなさんこんにちは。前田です。私は通勤時間が2時間近く、電車に乗っている時間が長いせいか、あの弱冷と書いて強力(?)冷房には毎年困っています。さぶいぼ全開で震えてるのは私を見つけたら、はげましの言葉をかけてやってください。(なんで?)

             *************

《どこで演奏する?》

前回までに、楽譜と楽器が揃いました。次は演奏場所です。MU90には「リバーブ」という残響をシミュレートするエフェクターが入っています。曲を鳴らしながら、リバーブのタイプを変えてみます。リバーブのタイプは[EFFECT]ボタンを押して[SELECT]ボタンで「REV」を選ぶ。もう一度[SELECT]ボタンで一番左端まで表示させると……ありました。

「HALL 1/2」→とてもリッチな感じ!横にも奥にも音が拡がっていくような。

       でもこの曲の雰囲気とはちょっとちがうかも。

「ROOM 1/2/3」→うーん。「HALL」よりも歯切れがよくなりました。

        言葉で表すとパシッパシッという感じ?

「STAGE 1/2」→もわもわしてる。

「PLATE」→形容するのがむずかしいんですが、らせん階段を上ったときの音って

      響くでしょ?ああいう感じ…。

「WHITE ROOM」→ROOMが付くだけに「ROOM」と似ているのですが、音が反射して

        いる様子がわかるような残響というんでしょうか?

        (ちょっとつらいかな。)

「TUNNEL」→こりゃトンネルですわ。鍾乳洞の通路?。

「CANYON」→こりゃキャニオンですわ。鍾乳洞の広々したところ?。

「BASEMENT」→「WHITE ROOM」とちょっと似ているのですが、余韻がちょっと

       多め。

残響というのは場所によっていろんな特徴があるということですな。私が結局どれを選んだかは、聴いてみてのお楽しみ…。(最後にURLが載ってます)*リバーブについて、もっと詳しく知りたい方はディプスコムのDTM 講座に「MU80のエフェクト機能」があります。

《舞台が決まったら次は配置を決めよう!》

…ということで、舞台での立ち位置を決めましょう!左右の位 置は「PAN」というパラメーターで設定します。MU90のプレイボタンを押すと、表示パネル下段のまん中あたりに「PAN」がありました。

[SELECT]ボタンで下向き三角のカーソルを「PAN」まで移動させます。すると、「C」に設定されていました。[VALUE]ボタンの左向きボタンを押すと「L01」に、右向きボタンを押すと「R01」に設定されました。

「Center」「Left」「Right」やね。

そして[PART]ボタンを押してみると「C」の連続。みーんなまん中にひしめきあってるなんてこれはおかしいぞ。さっそく動かすべし。

◎パート1メロディ:とりあえずメロディはまん中でしょう。

◎パート2ピアノ:とりあえず左。(深い理由はないです)

◎パート3ベース:ベースの人って右側にいることが多いような気がするな。

◎パート4シンセ:さっきピアノを左にしたからこれは右。

◎パート5クラビネット:うーん。よくわかんないや。さっきの理由で左!

◎パート6ブラス:同じ理由で右!

◎パート10ドラム:ドラムはまん中に決定!

うーん!なんかスカスカでツーツーでなんだこりゃ状態になってしまった!えっ?ここで終わりなの?これは発表したくないよー(泣き)。

で、とりあえずこれ。↓

URLおねがいします(0603mu90.mid)

マエダとMU90に未来はあるのか?…つづく。<前田>


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YAMAHA◆「MU90とあそぼう♪」 【'99年06月17日号 No.0013】
 
第7回「 〜あそぼう!その4〜」[今回使用した機材:MU90、YST-M5(スピーカー)、FMV-466D3]
ライター:前田

[今回使用した機材:MU90、YST-M5(スピーカー)、FMV-466D3]

みなさんこんにちは。前田です。

最近、友人が幼稚園の臨時教員に採用が決まりました。

そんなときに気付いたのですが、私の周りの友人といえば、補導員、公務員、家事手伝い…といわゆるOLと呼ばれる職に就いてる人がいなかったのです。これも不況の影響なんでしょうかね?

             *************

《スカスカでツーツー》

演奏する場所と各パートの人の演奏位置を決めようとしたら、スカスカのツー

ツーになってしまった。

そんなときでした。隣人のトム(年令/国籍不詳)があらわれたのは!

トム :「…なんだこれは。」

マエダ:「スカスカのツーツーになっちゃったんです。」

トム :「…お腹が?」

マエダ:「ちゃいまんがな(ちがいます)!この曲を聴いてください。」

トム :「…ふむ。」

マエダ:「↓こんな感じにしてみたんですけど。」

http://www.dipss.com/mailmag/data/0603mu90.MID

(前回URLの記載が抜けていました。すいませんでした。)

◎パート1メロディ:とりあえずメロディはまん中でしょう。

◎パート2ピアノ:とりあえず左。(深い理由はないです)

◎パート3ベース:ベースの人って右側にいることが多いような気がするな。

◎パート4シンセ:さっきピアノを左にしたからこれは右。

◎パート5クラビネット:うーん。よくわかんないや。さっきの理由で左!

◎パート6ブラス:同じ理由で右!

◎パート10ドラム:ドラムはまん中に決定!

トム :「メロディとドラム以外のパートは両端に追いやってしまって

     どうするつもりだ?」

マエダ:「…わざとじゃないんですー。ほんの出来心で。」

トム :「こういうのはバランスが大事なのだ。ステージを想像してみろ。

     左右の位置が重なってしまったら客から見えんだろ。」

マエダ:「なるほど。ちょっと右の人とか、かなり右の人とかがいるわけですね。」

トム :「それから、ステージとは異なるが、曲を支える重要なパートはまん中で

     どしんと構えてたほうがよい。」

マエダ:「曲を支えるパート?伴奏じゃなくて?」

トム :「これがなくなったら、曲として成り立たなくなるようなパートだ。たとえ

     ば、この曲からピアノパートを無くしてしまっても、あまりたいしたこと

     はない。」

マエダ:「ピアノに対して失礼ですよ。」

トム :「うるさい。この曲からドラムをなくしてみろ?メロディをなくしてみろ?

     ベースをなくしてみろ!」

マエダ:「たしかにメロディがなくなったら大変ですね。」

トム :「曲というのは、メロディ、リズム、ハーモニーから成り立っている。メロ

     ディパートはメロディを、ドラムパートはリズムを、ベースパートはリズ

     ムとハーモニーを支える重要なパートなのだ。そういう大事なパートはま

     ん中に。その他のパートはバランスよく左右に配置すれば、失敗しないは

     ずだ。」

マエダ:「ふーん、そっかー。」

そこでバランスを取り直したのがこれ。

http://www.dipss.com/mailmag/data/0617mu90.MID

トムはいろいろ知ってそうだから、もうちょっとつかまえていろいろ聞いちゃえ。つづく。<前田>


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YAMAHA◆「MU90とあそぼう♪」 【'99年7月2日号 No.0015】
 
第8回「 〜あそぼう!その5〜」[今回使用した機材:MU90、YST-M5(スピーカー)、FMV-466D3]
ライター:前田

みなさんこんにちは。前田です。

6/10のメールマガジンで紹介されていた「めちゃらく作曲名人」をさわる機会がありました。そのとき音楽の「お」の字も知らない人と一緒だったのですが、「これなら自分でもできる!」と大喜びでした。

ふつう作曲ソフトというと、ひとりで黙々とエディットにはげんだり、作業的な面 が強いのですが、「めちゃらく」はみんなで「あーでもない、こーでもない。」とガヤガヤ騒ぎながら曲が作れて、おもしろかったです。

もうすぐ店頭や雑誌の付録などで体験版を入手できるみたいなので、興味のある方はgetしてみてください。

http://www.yamaha.co.jp/news/99060801.html

             *************

《分身の術?(コーラス)を使う》

トムのおかげで、まともな感じになってきた。

http://www.dipss.com/mailmag/data/0617mu90.MID

もうこれで完成にしてもOKじゃないの?

トム :「お前がOKだと思うなら、それで完成だ。私は帰る!」

マエダ:「えー?!それじゃあこの余ったスペースをどうすればいいんです?」

トム :「知らん。」

マエダ:「そんなこと言わんといて下さい。何かあるんでしょ?」

トム :「…。これを聴いて物足りないと思うところはないのか?」

マエダ:「楽器の数が少ないのかなあ。なんか隙間を感じる。」

トム :「ならこれはどうだ?。」

http://www.dipss.com/mailmag/data/0701mu90.MID

うわ。なんだ?ピアノパートの音量が大きくなったような、でもそれだけじゃないような…。

迫力が出たというか厚みが増したというか…。

トム :「コーラス程度で驚くな。今どきソフトシンセにさえ付いてる機能だぞ。」

マエダ:「コーラス?」

トム :「よくそれでロードテストの記事を任されたな。MU90の何を書こうとしてたのだ?」

マエダ:「うーん。楽器の種類が多いなーとか(苦)。それよりコーラスって?」

トム :「ひとりで演奏しても大勢で演奏しているように聴かせるエフェクト

    (効果)だ。」

マエダ:「ふぉっふぉっふぉっ。」

トム :「???(理解不能で壊れたか?)」

マエダ:「もー。ここ笑うとこですよ。バルタン星人が分身の術(?)を使ったときに出す声って独特じゃないですか。あの感じ?」

トム :「バルタン星人など知らん。でも、複数の人物が同じ言葉を同時に発したときの音声とコーラス効果 は同じと考えていいだろう。」

マエダ:「音が大きくなるだけではないんですね。」

トム :「複数の同じ種類の楽器で同じ音程を鳴らしても、その音色や音程は必ずずれる。その効果 をシミュレートしたのがコーラスだ。」

マエダ:「ふむふむ。」

トム :「この曲ならピアノの他にシンセパートにもかけるといい。ブラスパートやメロディパートにも薄くかけるのもアリ。今回は[Chorus1]というタイプのコーラスを使ったが、いろんなバリエーションがあるのでいろいろ試してみるといい。」

http://www.dipss.com/mailmag/data/0702mu90.MID

マエダ:「トムは物知りだねー。」

トム :「お前が知らなさ過ぎる!お前が仕切っていたらMU90ならではの機能がなかなか紹介できないじゃないか。これからは私が仕切るぞ。」

マエダ:「えー?!」

コーラスについてもっと知りたい方はこちらへアクセス

http://www.dipss.com/kouza/xg/xgset.htm

トムにロードテストジャックされてしまった。

つづく<前田>


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YAMAHA◆「MU90とあそぼう♪」 【'99年7月15日号 No.0017】
 
第9回「 〜あそぼう!その6〜」[今回使用した機材:MU90、YST-M5(スピーカー)、FMV-466D3]
ライター:前田

みなさんこんにちは。前田です。

最近、こういう仕事に就いていながら、自分が楽器で楽しむということから疎遠になっていたのですが、友人から誘われて久しぶりに鍵盤に触れました。

やっぱり普段から練習していないと、どんどん衰えていくんだなあ。

             *************

《トムのロードテスト》

まったく。

マエダは頼りにならん。

今回からは私がMU90のロードテストを仕切るぞ。

今回は、MU90の中の目玉機能の1つ「インサーションエフェクト」だ。

インサーションエフェクトは、1パートにのみ効果をかけることができ、「音に効果 を加える」というよりは「音を効果によって作り替える」と言った方がぴったりなタイプを多く内蔵しているエフェクトである。

●「オーバードライブ」「ディストーション」

→エレキギターをわざと歪ませる。

●「オートワウ」、「タッチワウ」

→吉本新喜劇のテーマ曲の♪ふぉんわかふぉんわか♪のフレーズや、ウルフルズの♪ガッツだぜ♪のイントロのギターと言えばその音を想像してもらえるだろう。

●「ロータリースピーカー」

→オルガンには欠かせないぐるぐる回るスピーカーを再現。

…など、バラエティー豊かな43タイプのエフェクトを選択することができる。

(♪ふぉんわかふぉんわか♪のフレーズは、エフェクターによる効果 ではないけど、感じが似てるので…。)

このインサーションエフェクトを、MU90では「バリエーションエフェクト」をインサーションエフェクトとして使うことで、インサーション1/2と合わせて最大3基使用することができる。

MU90の上位機種であるMU128でも、最大3基のインサーションエフェクトを使用することができる。ということは、選択できるタイプの数に違いはあるものの、上位 機種と比べて遜色ないと言える。言ってしまおう。言った者勝ちだ。

曲データの次の各パートにインサーションエフェクトをかけてみる。

◎パート1メロディ:「ディレイ」(バリエーション)

◎パート2ピアノ :「オートワウ」(インサーション1)

◎パート3ベース :「コンプレッサー」(インサーション2)

◎パート1メロディ:「ディレイ」(バリエーション)

トム :「ディレイとは…。」

マエダ:「やーっほー!…(ちょっと小さく)やーっほー…(さらに小さく)やーっほー…ですよね?」

トム :「まだいたのか。」

マエダ:「やっとコメントできると思って。」

トム :「そうだな。こだま発生機と思えばわかりやすいかな。早速、タイプを『Delay L,C,R』にして…。」

マエダ:「わー。ほんまやー。でもこだまだらけでわけがわかんない。」

トム :「こういう場合はフィードバックを減らして…。ディレイタイムも曲のテンポに合わせる。」

マエダ:「スッキリした!」

◎パート2ピアノ :「オートワウ」(インサーション1)

トム :「オートでワウ効果がかかるから『オートワウ』」

マエダ:「まんまですやん。」

トム :「これもテンポに合わせないとカッコ悪い。」

マエダ:「なんか聴いたことがあると思ったらSMAPの『セロリ』のイントロのピアノもこんな感じじゃないですか?」

◎パート3ベース :「コンプレッサー」(インサーション2)

マエダ:「全体的にゴツくなった感じ。まっすぐというか。」

トム :「設定レベル以上の音声信号の出力を下げる。そうすると、音声信号の大きなところと小さなところの差がぎゅっと縮まって均一に存在感を出すことができる。」

マエダ:「わかったようなわかんないような。」

マエダ:「とりあえずエフェクトをかけてみただけのデータと、各パラメータをエディットしたデータを聴き比べてみてね。」

エフェクトかけてみただけ→http://www.dipss.com/mailmag/data/0702mu90.mid

パラメータいじってみました→http://www.dipss.com/mailmag/data/ 0714mu90.mid

つづく


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YAMAHA◆「MU90とあそぼう♪」 【'99年8月19日号 No.0020】
 
第10回「 〜あそぼう!その7〜」[今回使用した機材:MU90、YST-M5(スピーカー)、FMV-466D3]
ライター:前田

みなさんこんにちは。前田です。

今年は夏休みがどーんと、一週間とることができました。たっぷり充電してやる

気満々といきたいところなんですが、休みボケのほうが勝ってしまってます。

             *************

《EGで音の変化を補正》

マエダ:「そうそう。前から気になってたんですけど、パート6のブラスの音がどうも遅れ気味に聴こえるんです。立ち上がりが"プアン"って感じなのを、"パン"にしたい。それを設定できるが"EG"=エンべローブジェネレーターなんですね。音って鳴り初めてから鳴り終わるまでに音量 とか音色がいろいろと変化します。ピアノだったら鍵盤を押さえると同時にパーンと音が鳴り初めて、だんだん減衰していったり、途中で鍵盤から手を離すと音が途切れたり…とかね。」

トム :「ADSRだな。」

マエダ:「なんか秘密兵器の名前みたいですね。気になる人は下のアドレスをチェックしてみて。」

《世界でひとつの?ドラムセットをつくる》

マエダ:「名付けて"TOMOMIモデル"。直筆サインプレート付き。」

トム :「ふざけてないでさっさと進めろ。」

マエダ:「いろんな太鼓やシンバルなどの集まりがドラムセットになっていて、MU90には20種類ものドラムセットが用意されています。MU90ではドラムセットを選ぶだけではなく、そのひとつひとつの太鼓などの楽器のチューニングや音色をエディットできるようになっています。"TOMOMIモデル"はStandardKitを元にしてスネアドラム(小太鼓)をもっと軽めの音色にエディットするのだー。」

トム :「具体的には、個々のドラム楽器のピッチを上げたり、EG(時間的な音の変化) をエディットする。」

《イコライザーで音質を補正》

マエダ:「音色選びから始まって、パンポットやエフェクト…。特にインサーションエフェクトはいろんな種類のが同時に3つも使えておもしろかったなー。でーも!もうそろそろMU90もネタ切れじゃないんですか?」

トム :「何を言うか。まだ試していない機能はもっとあるぞ。その中の一つが"EQ"だ。」

マエダ:「ラジカセとかコンポによくあるやつですね。低音を強調させたり…。」

トム :「イコライザーは通称"EQ"と呼ばれている。MU90には2種類のEQが用意されている。まず一つめは5バンドグラフィックEQで、主に再生する場所やスピーカーによって好みの音質に調整するために使う。もう1つは2バンドパラメトリックイコライザーで楽器ごとの音質を補正するために使う。」

◎5バンドグラフィックイコライザー

マエダ:「よくあるじゃないですか、曲のはじめはラジオっぽい音質で、途中からちゃんと低音から高音までバシッとした音質に変わるような曲。そういうことができるのがこの"EQ"ですね。」

トム :「プリセットでポップスやジャズなどを聴くのに最適な設定が用意されている。残念ながらラジオはないが、5つの音域(だから5バンド)のレベルをいじってラジオっぽくすることができる。」

マエダ:「なるほど!」

◎2バンドパラメトリックイコライザー

マエダ:「前のグラフィックEQと何がちがうの。」

トム :「いちばんの違いは、グラフィックEQがMU90全体に効果 がかかるのに対して、パラメトリックEQは各パートごとに設定ができる。」

さて、後は最終的にリバーブの音量や、各パートごとの音量 バランスなどを調整したら出来上がりです。

MU90を使ってみようコーナーのはずが、簡単ミキシング講座のようになってしまいましたが、まあ予定は未定ということでお許し下さい。

↓音色を選んだだけ

  http://www.dipss.com/mailmag/data/0512mu90.mid

↓今回までやったことすべて

  http://www.dipss.com/amilmag/data/0819mu90.mid

次回は締めということで、MU90の好きなとこ嫌いなとこを独断と偏見でつれづれと書いてみようかと思います。

つづく


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YAMAHA◆「MU90とあそぼう♪」 【'99年9月9日号 No.0022】
 
第11回「MU90つれづれ」
ライター:前田

みなさんこんにちは。前田です。

今日深夜1:00〜BS2でエルビス・コステロとバートバカラックのコラボレーションを放送してて思わず見/聴き入ってしまいました。エルビス・コステロといえばミスチルの桜井さんが崇拝してるボーカリスト("シーソーゲーム"のプロモは、まんまコステロ)、バートバカラックは「雨にぬ れても」の作曲者(歌はB.J.トーマスが歌ってます)で有名なおふたかたです。

ばりばりロッカーなコステロ&ばりばりスタンダードポップスなバカラックの共演は私にとってかなり意外でびっくりしましたが、どっちも大好きなのでめちゃおいしかったです。なんかCDも出るようなので興味のある方はチェックしてみて下さい。

それから、またまた前回リンク貼るのを忘れてました。

●その1

トム :「ADSRだな。」

マエダ:「なんか秘密兵器の名前みたいですね。気になる人は下のアドレスをチェックしてみて。」

http://www.dipss.com/kouza/kouzset2.htm(このページにはパスワードが必要です、パスワードの取得はhttp://www.dipss.com/kouza/touroku2.htmでどうぞ)にある【XGデータ制作講座】から(4)コントロールチェンジの使い方2をたどって。


●その2

↓音色を選んだだけ

http://www.dipss.com/mailmag/data/0512mu90.mid

↓今回までやったことすべて

http://www.dipss.com/mailmag/data/0819mu90.mid


《なぜいまMU90なのか》

それは、私がMU90とQY70しか持っていないからです(トホホ)←余談ですが、死語だと思ってたら最近になってようやく辞書に載るようになったコトバらしいですね。

この連載を始めた頃に、ライターのひじりさんがQY70の連載をしていたため、残ったMU90になったのでした。ちなみにひじりさんのQY70の記事はめちゃおもしろいですよ。

http://www.dipss.com/seminars/semiset.htm

巷ではMU100に続き、MU128が発売され、他のメーカーからもNX5RやSC8850などが登場して、MU90はすっかり肩身が狭くなってしまいました。カタログの扱いも小さいし。でも私にとってはまだまだ現役。頑張ってもらわな!

《パートごとにイコライザーがついた初のDTM音源》

《6系統のエフェクト》

この2つが、私の音源購入資金を服やカラオケや旅行に姿を変えさせてる張本人と言っても過言ではありません。この2つのポイントはMU90で初めて実現した機能であると同時にMU100/128になってもほぼ変更されていない機能だからです。

はじめてMU90を見たときに、MUシリーズは単にいろんな楽器の詰まった箱ではなくて、いろんな音響設備の整ったスタジオになったという印象を受けたのが大きかったようです。

《MUシリーズは断然パネル付きがいい!》

これはMU90に限ったハナシではありませんが、MUシリーズにはMU●●Bという表示パネル&操作ボタンのない機種があります。(「B」はBlackの「B」らしい。)これらの機種は、表示パネル&操作ボタン付モデルと同じ性能で2万円近くも安く手に入るので、かなり魅力的です。カラオケやリスニングだけが目的で使うときはこれがベストチョイスでしょう。

でも!作曲したり、アレンジしたりする場合は表示パネル&操作ボタンが大いなる力を発揮してくれます。

まず、文字が大きくて見やすい。他社の音源のパネルと見比べてみると一目瞭然。

操作もツリー式でよく整理されているので、目的の機能を探しやすい。

それから忘れてはいけないのが「ショーエクスクルーシブ機能」。

MU90特有の機能を、曲を再生する度に自動的に変更させたいとき、エクスクルーシブメッセージという16進数の羅列をシーケンスソフトに入力しないとだめなんですが、この作業がかなり大変!音源の取説の後ろの方に載っている「MIDIデータフォーマット」と格闘してこのエクスクルーシブメッセージを自分で探さないとだめなんですね。たいていの音源の場合は。

それを、簡単に表示してくれるのが「ショーエクスクルーシブ機能」なのです。

下手な音源エディタを使うよりも、よっぽど役に立ちます。

《音色について》

上位機種が次々と登場した今となっては質/量共に見劣りするのは仕方のないとこだと思います。そりゃ8万円も出せば、音もいいでしょう!数も多いです!MU90の仕様を見るとXGの音色より、互換モードであるTG300Bモードの音色の方が多いというのもなんじゃそりゃー!ですよね。ベロシティによる音色変化もちょっと物足りない気がします。

でも、上を見ればきりがないわけですし、今の私の使用用途(MIDIデータを聴く/作曲の道具として使う)からすればMU90は十分だと思ってます。

《マニュアルを読もう》

これもMU90に限ったハナシではないのですが、私はマニュアルを読むのが好きです。操作の説明とかはどうでもよくって、備考欄とか資料編とかを雑誌感覚でだらだら読みます。読むことで余計に???になることもありますが、思わぬ ところで疑問が解決したり、わからないなりにわかったような気になったり、役に立つこと間違いなしです。(後者は役に立ってるとは言えないかも知れませんが…)かなり余談ですが、電子レンジとか一般 家電製品のマニュアルも読んだりします。かなりおバカな注意書きがあったりして面 白いですよ。

《ネコじゃなくてキツネ》

またまたMU90に限ったハナシではないのですが、MU90などの表示パネルにたまに現れるキツネ、ずっと使ってるうちにかなり愛着が沸いてきました。はじめ、「ミュー(この呼び方は関西派らしい)」だけにネコだと思ってたら、DTMマガジンの記事にキツネとして紹介されていました。

ケータイのマメゾー、たまごっちが流行る前からMUに居座るこのキツネ。育つわけでもなく、行動パターンも多くないですが、この子が大幅バージョンアップされるなら音源を買い替えてもいいかな?(ウソ)

全3〜4回でお願いされた連載が11回にもなってしまいました。書いても読んでも楽しくない時期もあって、そんな中読んで下さっている方がいるかと思うと大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、とりあえず無事に?終わることができました。また、ぎりぎりに原稿を出したり(出さなかったり!)毎回迷惑を掛けてしまいました。

ここまで読んで下さった方、編集に携わった方すべてに感謝の気持ちを表したいと思います。どうもありがとうございました。…てなんか大袈裟な終わり方ですが、たぶんまたお目にかかることも多々あると思いますので、そのときはどうぞよろしくー。


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