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■コントローラーに設定可能な6種類の効果
■モジュレーションホイールにワウ効果を割り当てる
■ポリフォニックアフタータッチでピッチをコントロールする
■フットコントローラーをボリュームペダルとして使用する設定
■ブレスコントローラーで、音量と音色をコントロールする設定
| <表1> |
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PITCH CONTROL(ピッチコントロール)
コントローラーで、ピッチ(音程)を変化する設定です。設定値によって、変化の範囲を半音単位で+1(半音)〜+24(2オクターブ)に設定することができます。
<コントローラーで、音量を変化する設定です。
コントローラーで、ビブラートの深さを変化する設定です。ビブラートは、ピッチが周期的に変化する効果であることから、
XGでは、この6種類のコントローラーに対して、次に説明する6種類の効果を自由に設定することができます。
初期状態では、ピッチベンドチェンジに+2が設定されています。
FILTER CONTROL(フィルターコントロール)
コントローラーで、ローパスフィルターのカットオフフリケンシーを変化する設定です。
カットオフフリケンシーを変化することで、音色の明るさをコントロールするブリリアンス効果を付けることができます。
AMPLITUDE CONTROL(アンプリチュードコントロール)
LFO PMOD DEPTH(LFOピッチモジュレーションデプス)
LFOピッチモジュレーションとも呼ばれています。
初期状態では、MW(モジュレーションホイール)に10(0AH)が設定されています。
LFO FMOD DEPTH(LFOフィルターモジュレーションデプス)
コントローラーで、ワウ効果の深さを変化する設定です。
ワウ効果は、ローパスフィルターのカットオフフリケンシーが周期的に変化する効果であることから、LFOフィルターモジュレーションとも呼ばれています。
LFO AMOD DEPTH(LFOアンプリチュードモジュレーションデプス)
コントローラーで、トレモロの深さを変化する設定です。
トレモロは、音量が周期的に変化する効果であることから、LFOアンプリチュードモジュレーションとも呼ばれています。
次に、これらの効果を各コントローラーに割り当てる方法を、実例を上げながら説明します。

■モジュレーションホイールにワウ効果を割り当てる
それにワウ効果を加えてより自然な揺れを作ってみましょう。
モジュレーションホイールでビブラートをかけるためには、MW LFO FMOD DEPTH(表1)に数値を設定します。
ここでは、ビブラートと同じ深さ、10(0AH)を設定しましょう。
具体的には、XGネイティブパラメーターチェンジの基本フォーマットに、MW LFO FMOD DEPTHのアドレス(表1)と、データの0AHを挿入します。
すると、下記のエクスクルーシブになります。
F0 43 10 4C 08 nn 21 0A F7(すべて16進数)
アドレス データ
nnには、設定を行うパート番号から1を引いた値を16進数に変換して入れます。

■ポリフォニックアフタータッチでピッチをコントロールする
ポリフォニックアフタータッチでピッチをコントロールするためには、PAT PITCH CONTROL(表1)に数値を設定します。
ポリフォニックアフタータッチはノートの指定ができるため、和音のトップの音にだけピッチベンドをかけるといった効果を作ることができます。
ここでは、上下全音の範囲でピッチが変化するように、+2(42H)に設定します。
表1からアドレスを調べて、データとともに基本フォーマットに挿入したのが、下記のエクスクルーシブです。
F0 43 10 4C 08 nn 53 42 F7(すべて16進数)
アドレス データ
ソングの中でポリフォニックアフタータッチを使う場合は、2ndバイトでノートナンバーを、3rdバイトでピッチを変化する度合いを指定します。
たとえば、上記の設定でC3(60)の音を半音上げる場合は、次のデータになります。
ポリフォニックアフタータッチ 60 64

■フットコントローラーをボリュームペダルとして使用する設定
フットコントローラーのようにXGで定義されていないコントローラーに効果を割り当てる場合には、AC1,2(アサイナブルコントローラー1,2)を使います。
設定は、AC1にフットコントローラーのコントロールナンバー(#4)を設定した後、AC1 AMPLITUDE CONTROLと、AC1 FILTER CONTROLに値を設定します。
では、順番にパラメーターチェンジを組んでみましょう。
1.AC1(アサイナブルコントローラー1)を、コントロールチェンジ#4(フットコントローラー)に設定します。
・表1からAC1 CONTROLLER NUMBERのアドレスを調べ、データ(04H)とともに基本フォーマットに挿入します。すると、下記のエクスクルーシブになります。
F0 43 10 4C 08 nn 59 04 F7(すべて16進数)
2.次に、AC1で音量がコントロールできる設定にします。
・表1からAC1 AMPLITUDE CONTROLのアドレスを調べ、データ(+100%:7FH)とともに基本フォーマットに挿入します。
F0 43 10 4C 08 nn 5C 7F F7(すべて16進数)
この2つのエクスクルーシブをセットアップ小節に挿入するとOKです。

■ブレスコントローラーで、音量と音色をコントロールする設定
分からないという方は、設定値を変えながら入力してみましょう。
F0 43 10 4C 08 nn 59 02 F7(すべて16進数)
アドレス データ
2.AC1で音量がコントールできる設定にします。
・表1からAC1 AMPLITUDE CONTROLのアドレスを調べ、データ(+100%:7FH)とともに基本フォーマットに挿入します。
F0 43 10 4C 08 nn 5C 7F F7(すべて16進数)
アドレス データ
3.AC1で音色(フィルター)がコントロールできる設定にします。
・表1からAC1 FILTER CONTROLのアドレスを調べ、データ(+3000セント:54H]とともに基本フォーマットに挿入します。
・ここでは、息づかいによる音色変化の度合いを設定します。自然な音色変化が得られる設定を見つけてください。
選択しているボイスによって、設定値は異なります。
F0 43 10 4C 08 nn 5B 54 F7(すべて16進数)
アドレス データ
さて、コントローラーの使い方は理解して頂けたでしょうか。
音の変化を確認しながらデータを入力しているうちに、効果が見えてくるはずです。
市販されているXGデータ曲集の中には、コントローラーを使わずに、カットオフフリケンシーやピッチコースなどを設定するMIDIイベントを直接入力しているものを多く見かけます。
しかし、せっかく用意されているパラメーターですので、十分に活用して変化に富んだソングデータを作成するようにしましょう。
