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イベントレポート

サマーコンサート1999
1999年7月31日(土)

 

今回で第3回目になるコンピューターミュージッククラブDeeの会員コンサート。今年 は「サマーコンサート」と題して真夏の開催になりました。 外は 度を越える暑い日でしたが、会場内も熱気で外と同じぐらいの暑さでした。 そんな熱いコンサートの様子を、みなさんにお届けいたします。
 
コンサート当日1週間前にいきなり演奏を任された人や、当日の朝まで1度も全員そろっての合わせができなかったグループ、衣装まで考えて準備万端のグループなど、みなさん様々な状況の中、緊張の本番を迎えました。 今回のコンサートは、「講師も生徒も一緒になってアンサンブルを楽しもう!」ということで、講師が各バンドに参加していました。レッスンでは見られない講師の素顔が、少しでも見ていただけたのではないかと思います。

 

みんな意外に好きな曲が似てたりして
まず、担当の中山講師、鍋島講師から今回のこのイベントの趣旨が説明されて、みなさん緊張気味に聞いていらっしゃいましたが、中山講師の「みなさん固く考えずに、自分の好きな音楽について好きなだけしゃべってください。」という言葉に少し緊張がほぐれた様子でした。 はじめは担当講師の自己紹介をかねて、私の音楽遍歴といった感じで、それぞれ、影響を受けた曲を紹介していきました。 講師だから、むずかしい音楽を聴いているのかと思いきや、好きになった音楽がフライング・キッズだったり、今井美樹だったりしたので、みなさん、以前にもまして親しみを持ってもらえたようでした。
 
素晴らしい生演奏を披露
普段はコンピューターに向かってレッスンを受けている生徒さんも、この日は生楽器の演奏にチャレンジ。普段から楽器を習っている人も多数いらっしゃって、その演奏のうまさにびっくり。 普段はおとなしい生徒さんが、globeのマーク役で出演、ラップを披露し、会場をあっと言わせたり、サンプリングした効果 音を上手く使って演奏したりするグループもあり、バラエティにとんだコンサートとなっていました。
 
みんなで合唱する一幕も
アコースティックギターと講師のピアノ演奏で参加された古澤さん。曲名は「一度だけの人生だから」。 この曲では古澤さんのギターに合わせて会場のみんなで合唱する一幕がありました。「音楽は、みんなで楽しむもの。楽器の演奏ができなくても、楽しむことは充分にできる」ということを、古澤さんの演奏で再確認。ありがとう、古澤さん。楽しかった…
 
バンド演奏にチャレンジ
講師をまじえてのバンド演奏が多数。みなさん初めて楽器演奏する方や、久しぶりに演奏 する人ばっかり。 かなり緊張してた模様…?
 
専攻科の生徒さんも出演!
プロになるために日々勉強している専攻科の生徒さんももちろん出演。みなさん緊張していたようですが、この日のために用意しておいた打ち込みデータも使い、カッコいい演奏になりました。曲名は、坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」。 とくに、ドラムベースのあたりの打ち込みに気を配っていたようです。
 
美しい歌声を披露
総勢17名のコーラスグループが反戦の曲を、美しい歌声で聴かせていただいて、会場内はシーンとして、みなさん真剣に聴き入っておられました。

 

 

コンピューターミュージッククラブDeeでは、レッスン以外でも音楽を楽しんでいただけるように、様々なイベントを実施しています。 日頃のレッスンの成果発表の場として、プロにデータのアドバイスをもらえる「DTMコンテスト」。 楽器演奏の楽しさやアンサンブルの楽しさ味わっていただく「会員コンサート」。 会員の方々の交流の場としての「クリスマスパーティー」です。 それぞれ年1回、盛大に開催しています。 また、毎月1回、十名程度の少人数で行うメンバーズパーティも開催しています。 こちらは毎月テーマが変わりますが、音楽が好きな人が語り合える場を提供させていただきたいと思っています。 コンピューターミュージッククラブDeeは、こういったさまざまなイベントを通 して、いろいろな人と出会ったり、音楽に対する刺激を受けたりして、あなたの音楽観をさらに広げていくお手伝いをします。