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データコンテスト2009クラシック曲アレンジ投票ページ

データコンテスト2009冬「クラシック曲アレンジ」
募集期間:12/5(土)〜1/20(火)
テーマ:クラシック曲の編曲

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データコンテスト2009冬「クラシック曲アレンジ」に、
たくさんのご応募誠にありがとうございました。
また、たくさんのご投票、コメントも誠にありがとうございました。
いよいよ、皆さんからの投票にて決定いたしました賞を発表いたします!
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試聴ページはこちら

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「タイトルなし」  K Nさん

原曲:24の前奏曲 作品28 第15番 変二長調《雨だれ》/ショパン

 

<応募時のコメント>

秋の長雨の季節、病気のため療養していたショパンは毎日振り続ける雨の中でこの曲を作ったという説があります。
原曲の中間部は暗く重々しい雰囲気が漂っており、死への恐怖を表していたとも言われています。
アレンジの際もこの不気味さを表現できるように努力しました。
また全体を通して哀しい曲調ですが、最後で微かな希望の光が見えるような一面もあります。
今回は雨を使って、当時のショパンの心理状態を自分なりに表現してみました。

 






 

<受賞のコメント>

まさか入賞するとは思っていなかったので、とても驚いています。
今回はクラシックアレンジという敷居の高いテーマだったこともあり、表現したかったことがうまく伝わったのか不安だったので、とても嬉しいです。
また、この結果に驕ることなく、これからも沢山経験を積んでいき、より良い音楽が作れるように邁進していきたいと思っています。
最後に、視聴、投票、及びアドバイスしていただいた先生方と皆さん、本当にどうもありがとうございました。

 

試聴ページ、投票時のコメント

<講師より>
・オーケストレーション、HipHopアレンジ共によい仕上がりだと思います!
  要所要所にオーディオ素材を使って細かい変化を作って、より動きのあるアレンジに期待しています!(井尻T)
・ピアノ中心に原曲の雰囲気を生かした部分と、大胆にアレンジした部分のコントラストが面白い。
  全体的なクオリティも高い。(宮武T)
・曲の変化が豊かで、アレンジのスケールの大きさに魅力を感じました。(米谷T)
・すばらしいベロシティーと展開です。音の選定はもう少し練るところはありますが素晴らしい作品だと思います。アメリカのストリ ートの映画とかのエンディングとかに流れていそうな感じでした。(稲田T)
・「雨だれ」のタイトルどおり、雨の表現が素晴らしかったです。そんな中、HipHopのアレンジも上手く融合していて良かったです
・リズムや音色の変化に物語を感じます。音使いもきれいで上手く配置されていてバランスが良いです(西岡T)
・原曲の曲の背景や、ニュアンス・うまく伝えていると思います。
  もう一つの「雨だれ前奏曲」として、別の物語りが聴こえてきそうですね。(櫻井T)
 

<Dee会員より>
・効果音の使い方や中間のHipHop部分も、作者の意図するものが的確に表現されていて、原曲の世界観にぴったりの、しかも おもしろいアレンジに最初驚きました。オーケストレーションも迫力があります。
・アレンジという観点から、アレンジャーとしての素質があると思った点。
  クラシックのアレンジとして、原曲の良さを上手に使われている点がよかったです。オーケストレーションも良かったと思います
・効果音や曲想のダイナミックな変化など、楽曲自体に強いストーリーがあって、とても聞き応えがありました。
・変化もうまくつながっていて、聞き応えがありました!HipHop部分はより「HipHop的」な音ネタなどを使ってみてもいいかな、と 思いました。
・最初の入りから、全体的なフレーズの変化がいいですね。雨や雷の効果音の使い所も面白かったです。オーケストレーションもされており、アレンジとして色々と盛り込まれていますね。最後の部分、降っていた雨が晴れる清々しさはとても素敵な雰囲気がでていました。
・曲想の変化が楽しく、作者のコメントを読んで想像がふくらみ、さらに楽しめました。スケールの大きなアレンジだと思いました。


 

 

 

「テリーゼ以外のために」  上田和さん

原曲:エリーゼのために/ベートーベン

 

<応募時のコメント>

専攻科で習ったことをコンセプトに自分の好きなジャンルに編曲しました。
特にENDINGがかなり気に入っております。

 






 

<受賞のコメント>

優秀賞をいただき、ありがとうございます。クラシックに触れる機会があまり無く、、、全く無く、知識が皆無の状態で作ったので、どう捉えられるか心配だったのですが、良心的なコメントまでいただいて、とても満足しています。
「新しいことに挑戦する」という姿勢が意外に困難な状況で、こういった機会を与えてくださった主催者様、並びに、お忙しい中、試聴、投票、コメントしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
作品に関しては1割も満足できていないので、これに慢心せずとりあえずは専攻科の授業で習ったフョードロヴィチさんの曲を
ヘビーローテーションに入れて、結果はどうあれ、クラシックに歩み寄っていきたいと思います。

 

試聴ページ、投票時のコメント

<講師より>
・ご自分の好きなジャンルだけに、楽曲の構成、特に展開が凝っていて、キレイにクラシックから別のジャンルとして成り立っていたと思います。展開の移りかたも、ワンパターンではなく、細かく変化をされながら、きちんと元のモチーフも上手く使えていたと思います。(田形T)
 

<Dee会員より>
・曲調が自分の好みで、とても良かったです。「エリーゼのために」がこんなにも変わってしまうとは驚きです。
曲の展開も自分好みで素敵でした。
・単純に一番カッコイイ曲はこれだと感じました。モチーフの使い方がとても上手で、コードもかっこよくリハーモナイズされていて、聞き所が満載のアレンジで楽しめました。
・曲を聴いて少しビックリしました。
「こんな風にアレンジできるものなんだ」という面白さがあって良かったです。アレンジとして、原曲の使いどころも良いと思いました。
・POPで聞きやすいアレンジでした!音色そのものや、サウンドとして低域をしっかりと作ることで、より安定した仕上がりになりそうです!
・「なんだ、この格好いいエリーゼのためには・・・笑」 と聴き初めに想いました。笑
部分的にフレーズを捉えていくと、何かのオープニングや、エンディングで使われたり、CMで使われたりしそうであり、多様性がある曲でもあると思います。アレンジとしても、原曲の聴き所が上手く強調されている感じがあっていいですね。
・「エリーゼのために」のこういったアレンジは若干食傷気味なような気もしますが、それでも出だしからはっとさせるセンスがあったと思います。例えばストリングスの入れ方などに現代風に感じさせる工夫が見られました。なんというか、商業用にちゃんと売り物になる作品だと感じます。ただ、展開が画一的なのとミックスでダイナミクスを上げすぎているため、少し退屈になってくるので、どこかで起伏がほしかったです。(そういうジャンルなのかもしれませんが…)


 

 

 

「タイトルなし」  K Nさん

原曲:ユーモレスク 変ト長調 作品101 第7番/ドボルザーク

 

<応募時のコメント>

ジャズ風にアレンジしたユーモレスクです。ややラテン寄りになっているかもしれません。
全体的に陽気で少しノスタルジックな雰囲気を出してみました。

 






 

試聴ページ、投票時のコメント

<講師より>
・一番自然に聴く事ができました。楽器それぞれのシュミレートもきちんとされていたと思います。
テンポチェンジも、自然でよかったです。(田形T)
・ジャズアレンジとしては完成されていると思います。ミックスでのルーム感の表現や、ジャズ向きのドラム音源などを取り入れてより完成度の高い仕上がりに期待してしまいます!(井尻T)
・アレンジが独自の世界観を持っており、しかも原曲のメロディの形を(崩しながらも)きちんと伝えていること。私がアレンジを聴く上で大切にしていることを見事に達成されています。聴き手を笑顔にしてくれる素敵な作品です。(西條T)
・ドラムのノリとベロシティーが非常に上手です。DTMでこのてのジャンルを表現するにはかなり難しいと思いますが、その難しい部分を凄く上手に表現できており、やさしく、爽快に聞けました。(稲田T)
 

<Dee会員より>
・春らしくていいですね。のんびり聴けました。
・曲の解釈やそれを音に反映することもばっちりだと思います。ご本人としてはブラシの音が使える音源が欲しかったりするのか な?とも感じました。
・陽気の雰囲気出ています。聞いていると、私は思わずそういう陽気な世界観が広がるのを感じました。リゾートに向かう際のドライブや、喫茶で流れていると素敵ですね。コーヒーもより美味しくなってしまいそうです。
・今回の作品の中で、「クラシックのアレンジ」という範疇で忠実かつ最大限に原曲を活かしており、それでいて“よくできているけれども、誰がやってもそうなるのでは”ということもなくオリジナリティーが絶妙な加減で発揮されていました。
また、ジャズのエッセンスをよく理解されているがゆえだと思われるミックスの良さが、独りよがりも感じさせませんでした。メロディーラインの音色もさりげなく泣かせ、すばらしいと思います。ただそうなると、ストリングスの音源を少しグレードアップさせてほしいです。せっかくのレベルの高い楽曲がもったいない!!

 

 

 

 

 

「アランの虹」  柏木章男さん

原曲:「アランフェス協奏曲」/ホアキン・ロドリゴ

 

<応募時のコメント>

こちらのDeeに入学したのは、2009年5月からお世話になっています。でも個人レッスン(4回程)のみです。SSW8.0世界(体験)しか知りません。
ただただ、音楽大好き人間だけです。
まったくの始めての投稿者です。宜しく御願いします。

 






 

<受賞のコメント>

賞を頂きまして有り難うございます。ただただ感激しています。

勿論まだまだ未熟ですが、これからも、これを期にコツコツと努力をして頑張っていきたいと思います。

皆様宜しくお願い致します。

 

試聴ページ、投票時のコメント

<講師より>
・独自の世界観のあるジャズに仕上がっていたと思います。(田形T)
・アランフェスの世界観を崩すことなく、違った形に落とし込めていると思います。リードのパートに絡んでくるパートなど、
よりジャズらしい駆け引きを表現できればさらに聞きごたえのある作品になりそうですね。(井尻T)
・メロディーへの表情付けなどがしっかり出来ていてうまく作れていた。(宮武T)
・安定したビートの上でソロ楽器が自由なアドリブを取る構成が独特の世界を作り上げているように感じました。(米谷T)
・曲としての完成度は非常に高いですね。最初のフレーズのドラムとかの自由さには違和感がありました。ここは非常に難しいところだと思います。ですが後半はすごくクオリティーの高いものになっていると思います。(稲田T)
・楽曲の面白さと、リズムの崩し方がJazzっぽさを表現できてたと思うので、最優秀賞に選びました。
・打ち込みでありながらこのライブ感。SSWの可能性を広げるとても良い例だと思います。(西岡T)
・ジャズの要素を取り入得て、不思議な世界を演出していてとても好感がもてました(櫻井T)
 

<Dee会員より>
・難しいアレンジをされていて、これは自分では思いつかないと思いました。とてもオシャレな曲です。
・曲に独特のセンスがあると感じました。聞いていてとても面白かったです。
・ ジャズっぽい感じが出ていて落ち着いて聴く事ができました。
・テンポが面白いですね。印象としては、聞かせ所が上手な才能がおありなのかと感じました。
リズムの付け方というか、そういうのが面白いという印象が強かったです。潜在的にそういうセンスをお持ちなのかと思います。
楽器の鳴るタイミング等、面白く聞かせていただきました。
・リズムがしっかりしてるので、ソロパートのアウト感がうまくはまっていました。楽器が変化しても手癖のような共通したフレーズがあることで曲全体のまとまりも感じられ、エンディングの収まりの良さもあってナイスな仕上がりになっています。全体に漂うアンニュイな雰囲気がとてもいいです。

 

 

 

「新世界」  小椋勝さん

原曲:交響曲第9番NEW WORLD(新世界)/ドボルザーク

 

<応募時のコメント>

私が小学校の頃始めて聞いたクラシック曲が「新世界」でした。特に思いでは有りませんがこの曲を聴けば食糧難のヒモジイ気持ちとその頃に遊んでいた京の町家の風景を思い出します。(私は、京都市内、御所の近くが私の故郷です。)

 






 

試聴ページ、投票時のコメント

<講師より>
・SSWのアレンジを色々使っていて、メドレーになっていて良かったです(田形T)
・展開がユニークで、聞いていて楽しかったです。
細かい音量調整やコードワークの作り込みをすることで、さらに聞きやすい作品になりそうですね(井尻T)
・大胆な曲調の変化が面白い。
メロディー部分が少し地味に聴こえるので、音を重ねるなどして派手にしても良かった。(宮武T)
・短い曲の中で次々とアレンジが変わる様が音楽の楽しさを表しているよう思えました。(米谷T)
メインメロディーの表情をもう少し変えていけばさらによくなると思います(稲田T)
・旋律に新しい解釈を与えるというアレンジ展開がつぎつぎに現れて飽きさせません。(西岡T)
・曲調が移り行く景色のように、変わって行くところが良かったと思います。(櫻井T)
 

<Dee会員より>
・ハープの流れるようなフレーズがきれいでした。
・全体的に可愛いアレンジで、ゲーム音楽のように次々と曲調が変わっていくので聞いていておもしろかった。
・変化に富んだ面白い曲だと思いました。
・次々と移り変わっていく世界観が新鮮で、楽しく聞かせてもらいました。
・音楽に愛情が篭っていますね。楽・オく新鮮な感じで聞くことができました。